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悪天逃れて、どどどーっと由布岳弾丸ツアー

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       ▲飯盛ヶ城(左)、由布岳(右)を背に気合入れる弾丸メンバー

【 日 付 】2014年7月19日(土)~21日(月)
【 山 域 】大分/由布岳 

【メンバー】無限大山行き隊(亀、きみ、たかちゃん、ぶっち、京美、卓ちゃん、サンタ、biwaじぃ)
【 天 候 】怪しい晴れまがい

【 ルート 】19日=大阪南港20:00-(さんふらわあ)-
20日=7:30別府フェリー港-中央登山口9:15-合野越え10:05-マタエ11:20-11:40西峰12:00-東峰13:10-マタエ-合野越え14:10-西登山口15:05-別府港19:00-
21日=8:00大阪南港


白根三山(南ア)の予定が天候不順のため中止。ドカンと3日間の空きができてしまった。私的にはいつも「空き」なんで、どうということはないのだが、このツアーのために休暇を取っていたり、日程調整してきたメンバーには、なんとももったいない3日間なのである。
しかるべくして、代替え案が提起された。東がだめなら西へ行こうという。西は西でも、一気に九州までワープしようってことだ。確かに九州方面は少し前に梅雨明けも宣言された。予報も本州各地よりはマシみたい。
で、今回の、いきなり逆転とにかく行ってしまえ的山プランは、別府の奥座敷=由布岳めがけての弾丸フェリーツアーとなったのだ。

こんな思いつきプランに変更しても、さてモノズキ隊員は何人いるんやろ?
なんて心配は無用。集まってみたら、当初の白根三山メンバーがほぼそのまんま(@_@;)
なんだ、なんだ、みんなどこでもよかったんや! この夏休暇を仲間と面白くユーイギに過ごせれば、それでいい~(^^♪





南港のフェリーターミナルにつくと、例のお日様マークの大きな船が待っている。もう搭乗が始まってるというので、長~い連絡路をちょっと急ぎ足気味に船内に。
もちろん弾丸ツーリストは個室なんかは使わない。その名の通りの「ツーリスト」部屋に潜り込む。まあ、フレンドリーな山小屋の船バージョンか…。
通路の両方にカラフトシシャモの冷凍パックみたいに煎餅布団が並ぶ。幅60cmあるなし? これ満席になったら安眠できるんやろか…(@_@;) 不安がよぎるが、今は旅への期待感が勝ってか、それほど深刻でもない。
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そんな心配より、陣を取ったら早速事前購入してきたコンビニ弁当を広げ、アワワの栓を抜く。旅の安全祈願と前祝いの乾パ~イである。
なんでか、いたはずの他のお客さんの姿が消えている…。(?_?)

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夜景を見ようと甲板へ出てみる。神戸、六甲の灯が点々と続く。ややあって、光のゲートを潜る。明石大橋だという。
夜景もいいが、目に入るのは闇の中の小さな明かりだけ。やはり眺めを楽しむなら昼行のほうに分があるだろう。

そして、早くも翌朝…


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7時前には到着していたはずなのに、下船できたのは8時前。広島から車で合流する卓ちゃんに携帯連絡すると、もうターミナル前の駐車場で待機しているとの返事。さすが!新幹線を預かる運転士だ。時刻に狂いはない。
登山口までのバス組の4人をバス始発の別府駅まで運んでもらう。折り返し残る3人を乗せ登山口へ。
やまなみハイウエーを快適に走り、登山口に着くと、5分もたたずバスもやってきた。
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支度をして登山スタート。空は青空、涼しいそよ風、目には緑の草原が…(^O^)/
10数名の若者集団が前を行く。山の店のツアーかな? 追い越して樹林帯に入り、1時間足らずで合野越え。アイノかと思ったらゴーヤだった。まあ南国だからゴーヤかと…。(^_-)
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ここからが長い。九十九折れの道をひたすら登る。中腹からは展望が開け、飯盛ヶ城1067mや由布院の街を見下ろしながら、ついついカメラに手が行く。おかげで時間だけが過ぎていく。

登山口から2時間でマタエ。ここは双耳峰の西峰と東峰の分岐で、耳の間のオデコみたいなもんか。先行のたくさんの登山者が休憩中だ。
東峰は1584mで西峰1583.3mより高いが三角点は西峰にある。マタエを起点に両峰を巡回するルートがあるが、岩場が苦手な人は東峰だけでガマン。

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われわれは予定通り、「お鉢めぐり」に挑戦。西峰へのいきなりの急岩壁に取付く。クサリも付けてあるので安心だが、ここだけなら3000m級の岩稜に引けを取らない。

とはいっても、10分ほどで山頂。さあ、メシだメシだ(^O^)/
しかし、空模様が怪しい。雨粒もポツポツ。
休憩もそこそこに、先を急ぐことにする。

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東峰への周回はアップダウンもあり、思ったよりスリリングな岩登り。
…と、調子に乗っていると、ヤバイ!
いつものドキドキドッキンの「不整脈症状」を発症。これにやられると、力が出ない。原因はいろいろあるみたいだが、シャリバテもその一つだ。先ほどのランチではコンビニ冷麺いっぱいだけだったもんなあ…(-"-)
皆さんには待っていただき、ローソク岩の下で充電タイム。オニギリ1個、水で流しこむ。

これでなんとかガス欠解消。東峰はすぐそこ。1時を回っているので山頂は素通りし、マタエへ。
午前中に登ってきた登山路を走るように下り、合野越えからは車回収組と西登山口方面に分れる。
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     ▲飯盛ヶ城と西登山口分岐でサンタさんと
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    ▲以下は癒し系の西登山道
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        ▲林道分岐からの植林帯
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    ▲西登山口

草山の飯盛ヶ城を巻いていく西登山路はもったいないような景観。サンタさんは走って行ってしまったが、亀さんとびわじぃの二人は景色を味わいながらの下り道だ。
しかし、ちょっとは急ぎましょうね~。
植林地へ入り、ジグザグに下ると、車の音が聞こえ、建物が見え出すとやまなみハイウエーに跳び出した。
一応ここが西登山口の看板があるが、車を止めるスペースもない。

携帯で卓ちゃんと連絡を取り、近くのコンビニへ。
その後、いろいろと行き違いやら、勘違いやら、予定違いやらがあって…(-"-)
結局、私をふくむ5名は卓ちゃんの車で別府の立ち寄り湯へ。残る3人は由布院駅の足湯岳?で我慢し、バスでフェリー乗り場へ直行と相成りました。
行きも帰りも卓ちゃんの車に乗れたびわじぃはとてもラッキーだったのでありますが、これもやはり亀の甲より年の功ってもんなんでしょうかねえ~(^_-)

卓ちゃんにはココロからのお礼と再見を誓ってお別れ。フェリーに乗り込むやいなや船内レストランに直行しテーブルを確保!閉店間際の9時過ぎまで、長~い晩餐に酔いしれたのです。
おかげで船酔いの憶えももなく、気がつけば大阪南港のフェリー岸壁で3日目の朝を迎えておったのであります。

yamaiki隊のみなさん、同行ありがとうございました。また行こうね~(^^)/

           【写真提供(一部)=無限大yamaiki隊】
Commented by yamaikitai at 2014-08-22 13:25
お疲れ様でした~
本当に楽しい船旅でした♪
次回も阿蘇山への船旅を企画していますので宜しくです!
あっ、写真は山行隊メンバーには無制大で提供をしておりますのでじゃんじゃんお使い下さい。
それではまた(⌒ー⌒)ノ~~~
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by biwaco06 | 2014-07-22 17:35 | その他 | Comments(1)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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