大峰・台高

【南紀/熊野灘を望む山】光る海を見下ろす山は暖かきかな

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                                                    苔辻▲
【 日 付 】2013年1月12日(土)~13日(日)
【 山 域 】南紀/天狗倉山、嘉茂助谷の頭

【メンバー】zipp、くま、pana、miyaco、ふ~さん、ume-p&m、とりや、biwaco
【 天 候 】12日=晴れ、13日=快晴のち薄曇り
【 ルート 】12日=海山道の駅‐馬越峠‐天狗倉山‐オチョボ岩‐シダ尾根‐道の駅
13日=キャンプ地‐千尋峠‐花抜峠-苔辻‐南峰(ランチ)-嘉茂助谷の頭‐花抜峠‐林道出合


 南紀の台高物いただき隊の新年宴会である。台高物って? 大好物のクサイ誤変換ギャグですがな。(書いてて恥ずかしい…)
山友の友達は山友~ってわけで、上記のメンバーになった。案内のくまちゃんらを除けば東西結構遠いところから、遥々やってきたのだ。





1日目
【 ルート 】海山道の駅10:20‐馬越峠11:20‐12:00天狗倉山12:45‐・494‐13:35オチョボ岩13:55‐林道14:15‐ヤブ尾根14:35‐15:40道の駅

 渋滞に拉致されたふ~さんがやっと到着し、海山道の駅に全員集合。少し先から熊野古道に入り馬越峠へ向かう。「クマ注意」の看板に「クマならもう、そこにいてるで(^^)/」「馬越峠なのにクマに曳かれて行くの?」などと、またまた低級ギャグで冷笑を誘いながら整備された古道を歩く。
 きれいに敷き詰められた石畳の散策路。いつごろ作られたんやろ?(勉強せい!)
 両サイドのシダの中に「一里塚」の説明板が立つ。当時、一里塚は4キロごとに設けられ東西に桜と松が植えられていたそうだが、気がつかなかった。
 やや進んで、「桃乙句碑」というのがあった。
 「夜は花の上に音あり山の水」
 俳句の先生である可涼園桃乙をしのぶ説明碑だ。
 「静かな夜は花の上の沢の水音が聞こえるよ…というココロかな?」というと、Mさんは「お花の上に枝や葉から滴る露のしずくの音が聞こえるくらい静かってことなんでは?」と。さすが、繊細深慮な京女だ、マイッタ~(@_@;)
 ちなみに桃乙は近江の俳人。同じ近江在住のハイジンでも廃人では後塵を拝すこともできないなあ。(-_-;)
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 山頂に近い分岐に着いた。北道と南道。北道ではオチョボ岩40分とある。まずは山頂へ、右手に進む。おおー!尾鷲の港や~♪ 展望岩から見下ろす熊野灘。
 最後の梯子を登れば大きな岩塊の山頂だ。岩の表面に人の名前が刻んである。勝手気ままに落書きしたという感じ。どうやって彫ったんだろう? ひょっとしてコンクリート?
 ちょうど12時になりランチにする。
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 どうしたん? 何探してるの???
 どうやらTさんのバーナーヘッドがどっかヘ飛んでいったらしい。山名標示板のあたりへ転げ落ちたようだ。数人で大捜索。標示板を支えている石を除けてみるが、らしいものの姿はない。おっとっと!左手に持つカップ麺を落としそうになったがな(@_@;)
 しばしして…
 「あった!」と大声…いや小声でTさん。なんのことはない。すぐ足もとに転がってたわけだ。灯台下暗し、大山鳴動鼠一匹ってヤツか? 天狗倉山のヘッドでバーナーヘッドッ紛失では、Tさんもとんだボーンヘッドだったことだろう。
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 山頂を後にして尾根伝いにオチョボ岩へ向かう。TV中継アンテナの下で作業の男性3,4人が休憩中。聞けば鉄柱を塗り直しているんだとか。仕事とはいえ休日にこんな山の上まで、ご苦労さんなことだ。「やっぱり上から塗って行くんでしょうね?」「まあ…、そうやな」
 あたりまえだ。下から塗ってたら登れへんやないの。(@_@;) アホな質問に苦笑いしながら答えていただいた。
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 「カンカケ山494m」のプレートが掛かるピークから尾根の東端へ。ここがオチョボ岩? 見下ろせば眼下に海山町の引本浦。養殖筏が浮かぶ白石湖や相賀橋がジオラマみたい。
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 さて帰りは水地越から林道へ下りグルリンポンと周回だ。ルートは迷うことはない。林道をそのまま進めば往路へ戻ってしまうので、途中から・262の尾根を下る。なんとまあシダが生い茂り、間伐の杉がゴロゴロで歩きにくい。(誰や、こんなルート選んだのは(@_@;)と、みんな思いながら口にはしない。ああ、選んだのは私だったわ…ゴメン(~o~)
 最後はターザンごっこみたいに雑木に捉まって林道へ滑り降りる。無事是好日~♪
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 遅くなったのでお風呂はやめ、食材の買い物だけしてテン泊予定地へ急ぐ。予定より2時間以上も遅れ、薪まで用意して待っていてくれた奇行師を待たせてしまった。(>_<)
 原因は、決して私の遅足なんかじゃあない。あの止まらないおしゃべりが足を止めてしまい…。「女三人寄れば…」というが、姦し娘(?)が4人もいたらやむなしか…(@_@;)

 暮れなずむ山襞を眺めながら宴会の用意を急ぐ。焼肉に干物やイカ焼き、メインのトリ鍋と続き、焚火にあたりながら、ここでもおしゃべりは深夜まで続く。持参したブルースハープの伴奏で懐メロの混声合唱も、星空の下で結構盛り上がったのだった。
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2日目
13日=キャンプ地8:10‐千尋峠8:45‐花の木9:50‐花抜峠10:10‐分岐11:10-苔辻11:40‐12:05南峰(ランチ)12:40-嘉茂助谷の頭12:45‐花抜峠14:10‐15:15林道出合(車デポ地)

 昨日の山は足慣らし。本命の山は今日の嘉(加)茂助谷の頭だ。とはいいながら、結構キツかった。あのシダコギが堪えた。
 朝食を済ませてから2台の車で林道を登る。下山予定地点に1台をデポし、登りつめると千尋峠。 「センピロ」と読むらしいが、まるで「千と千尋の神隠し」に出てくるようなトンネルがある。北へ抜けると大杉谷の堂倉側へ通じているのだが、反対側からは下にゲートがあるので車は入れんない。
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 トンネル手前の広場に駐車し、トンネル出口の右手から時計回りに尾根に乗る。歩き易い尾根芯を詰めると・1037(花ノ木)。下れば花抜峠だ。小休止してMさん定番のお土産「おたべ」を戴く。
「おたべ」とはなんぞや? と解明しながら歩く。
 和菓子>京菓子>八つ橋>生八つ橋>「おたべ」(個別商品名)
 という結論に達した。生組にはほかに「夕子」さんや「聖」くんもいるね。ニッキ味が決め手のシナモンだ。
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 古道跡から左手の尾根芯へ登ると南側の展望が開ける。南紀の海が一望のパノラマコース。・1094ピークには象徴的な杉が1本。形は馬のようでも一角獣のようでもある。あれ?1本かと思ったら元の木に跨るように新しい木が伸びている。
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 輝く熊野灘や大台の山を眺めながらUターン地点の「苔辻」へやってきた。一帯はスギゴケ(?)に覆われて、敷きつめたフワフワの絨毯みたい。ここならコケても怪我しないな。(^_-)
 なんて思っていたら雪の爆弾を見舞われた。だれや! そう言えば残雪があちらこちら。まあ、この時期に雪がないのが不思議なくらいだけど。
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 右に回り込んで岩場を詰めると嘉茂助谷ノ頭の南峰(「与八の高」というらしい)。正午を回ったところなのでランチにする。眺望は抜群。真東に堂倉谷を挟んで台高最高峰の日出ヶ岳△1694.9。南には熊野灘が輝き、リアス式海岸を辿れば昨日登った天狗倉山も同定できる。
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 帰りは嘉茂助谷の頭から草の斜面をそのまま下り尾根にそって往路を引き返す。一人で古道を進むとなんだか左の谷へ下って行きそうになり、あわてて尾根へ軌道修正。・1094の手前あたりから全員古道を進み、花抜峠で小休止。またも「おたべ」が出てきて、まだ3時のおやつには早いがティータイムにする。
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 ここからは小木森谷左岸尾根につけられた登山路(古道?)を下る。植林を抜けて沢を渡り、車をデポした対岸の林道へ。Z&Fがトンネルまで車を回収に行くのをしばし待つ。
帰路は渋滞を避けて伊勢関からR1号に出て帰宅。

 ところで、海山へは紀勢自動車道の大内山までしか開通していない。あとはR42号を南下するのだが、海山町に入ると「海山IC入り口」の緑の看板が現われた。なんだ? いつのまにかここまで高速が延びてたの? 
 な~んだ(@_@;)。あとで聞いてわかった。09年だったかの豪雨災害でR42の海山‐尾鷲間が通れなくなり、迂回路もやられたので急きょその区間だけ紀勢自動車道を整備して無料開放しているというわけだった。
 ちなみに大内山‐長島間は今春に開通予定らしいので、ちょっと近くなる。といってもこの辺は渋滞なんてないから、料金アップになるだけであまり変わらないかも…?

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Commented by ふ~さん at 2013-02-11 05:10 x
行きも帰りも渋滞に見舞われて身も心も重体でした^^;
天狗倉山や嘉茂助ノ頭も思い出に残る山でしたが、それ以上に夜の大宴会が最高でした。森の動物たちもbiwacoさんのハーモニカ演奏に心ふるわせていたことでしょう。
Commented by biwaco06 at 2013-02-11 22:16
ふ~さん、こんばんは(^'^)
思い出に残る2日間でした。残り過ぎて、ヒザが痛みを忘れてくれません(@_@;)
せめてレポアップでもと、記憶をたぐりよせて悪戦苦闘、なんとか現時点まで辿り着きました。
みなさんが雪と戯れているこの冬、私はハナちゃんと戯れてます。(^_-)
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by biwaco06 | 2013-02-11 00:54 | 大峰・台高 | Trackback | Comments(2)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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