【 日 付 】2012年10月9日(火)
【 山 域 】鈴鹿/御池岳
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】小又橋駐車場7:00-・815標点7:55-T字尾根交点(・918)8:45-テーブルランド9:55-ボタンブチ10:15-風池10:45-11:00奥ノ平12:20-土倉岳降り口13:10-土倉岳13:35-ノタノ坂峠14:20-14:55駐車地
「体育の日」3連休が終わった。さあ、リタイア爺の出番だ。久しぶりに鈴鹿へ行ってこよう。前夜のうちに準備。なんとまあ、日帰り山行の気軽さ、荷の軽さ~♪ テントもストーブも水タンクも要らない。いつぞやは持ち物を削り過ぎてとんだビバークになったこともあるが、今回は雨具や防寒用のライトダウン、一応ヘッドランプくらいは入れておこう。
霊仙山のつもりだったが、朝になったら気が変わる。御池岳にしよう。Nさんと杣人さんのお墓参りだ。
出発はゆっくりでもいいのだが、なんでか山の日は目覚めが早い。6時過ぎには永源寺へ。やっぱり平日だ。ダム湖畔の狭い道なのに何台もの大型トラックとすれ違う。政所から県道へ入り、さらに御池林道で君ヶ畑へ。御池橋から伊勢尾~鈴北岳のルートで行こう~(^^)/と小又橋を通り過ぎ、落石だらけの林道を登って行く。
あれれ、これは…(@_@;) 右手の小沢から大量の土砂が崩れ落ちて道を塞いでるがな!これではこれ以上は進めないわ…(@_@;)(※)
小又橋の駐車場まで引き返す。T字尾根からテーブルランド周回に予定変更だ。ちょうど7時。小又谷林道から左の尾根を睨んで、適当な地点から斜面に取り付く。一汗かいて尾根上に出て1時間足らずで標高点・815へ。
ここからは楽々尾根歩きだ。左は薄暗いヒノキの植林。その向こうに天狗堂。明るい陽射しが差し込む右は広葉樹の2次林。樹間からボタンブチの岩壁が垣間見える。
ブナ、ミズナラ、シロモジ、イタヤカエデなどの林間の尾根はヒンヤリとした朝の空気とともに肺と頭の中を掃除してくれるみたい。
8:45 T字尾根の交点を確認。お父さんブナ(だったっけ?)に挨拶してから、テーブルへの尾根を進んで行く。キーキーとシカの警戒声。大丈夫だって、何もせんからね~(^^)/
テント泊に良さそうな平坦な尾根がだんだん細くなると道端はイワウチワ(イワカガミかも?)の群生。花の季節は花道になるんやろな。!(^^)!
標点・967からの岩場の下りはロープが張ってある。
ここからひと山越えて、最後の急斜面を登り切ればテーブルランドだ。人っ子ひとりいない。連休中は賑やかだっただろうなあ…?
さてと、ボタンブチへお参りに行こう。途中で摘んだヨメナの花を手に、笹原からシダと草地に変わった台地を進む。もうすぐ紅葉が始まる。ひとあし早く色づき始めたオオイタヤカエデ。幸助の池の水は少ない。
ボタンブチの先端には、石を積んで「2012.04.28 山友 安らかに」と記された遭難慰霊碑が設けられている。でも、置かれた花は枯れていて、連休中のものではない。誰も来なかったんやろか? 花筒にヨメナの花を挿す。水がないなあ。ペットボトルのポカリを少し入れる。雨が降ったらタラフク水が飲めるのにね。手を合わせて安眠を祈る。
ボタン岩へ寄ってから風池へ。池の周りは白いヨメナの花で埋もれている。まるで祭壇を飾る花のよう。池の水は枯れそうだけど、こんなに花に囲まれた風池は初めてだ。早いもので先生が逝ってもう丸4年。時は行き過ぎても、近藤岩と風池へ来れば杣人さんに会える。
丸山はすぐ上だが見上げるだけにして、奥の平山へ行ってみる。草原を緩やかに登ってプレートのある頂上へ。広い山頂はどこがてっぺんなのか?
ここまで来ると北側や東側が見下ろせる。11時を回ったところだがザックを降ろしてランチにする。アワワはよく冷えたままだ。コンビニで加熱してもらった天丼はまだ少し温かく、食欲を誘ってくれる。
中里ダムの向こうに並ぶ山は養老山地? 北側の伊吹山、霊仙山はすぐに分かる。烏帽子岳や焼尾山も山地図を広げて同定して見る。
さて、一眠りするか。草原は背中に優しくてすぐ眠ってしまう。気がつけばちょうど1時間の昼寝だ。
とろとろと南東へ下って、雪のない「青のドリーネ」はスッピン状態だ。なだらかなロート状の草地をスリ鉢の底まで転がり落ちてみたい…そんな不思議な心地になってしまうが、底には水もなく、たんなるアナボコでした。
行くつもりはなかったが、引かれるように標点・1194へ。ここには以前、「奥の平山南峰」というプレートがあった気がしたが、探したけれど何もなかった。
土倉岳への降り口には新しい小さなプレートが付けられていた。やはりこの間の遭難事故による対策なんだろうか?
急斜面を下って平坦地を進めば土蔵岳。ここにも分岐に「ノタノ坂」へのプレートがあった。快適な尾根道をどんどん下って送電線の鉄塔を2本潜り、ノタノ坂峠へ。以前あった標示板はなくなっていて、巡視路用の表示柱にマジックで行き先が記入してあった。
右の谷筋を10分余り下ると小又谷との分岐へ。途中、スギの木にカラーテープを巻く作業中の二人に出会う。この日、人間を初めて見た。ちょっと挨拶して別れる。
駐車地に3時前。秋の鈴鹿をまったりと歩けた満足の山でした。
※御池林道は今年6月の台風による土砂崩壊で君ヶ畑~ミノガ峠間の通り抜けはできません。大崩壊個所は瀬川林道との分岐の君ヶ畑寄りで、写真はその100mほど南の今年9月の台風による崩壊場所。修復は12月以降ということです。御池橋へは多賀方面からなら入れます。
こんばんわ~
T字尾根からの御池も好きですが、最後の登りがきついねぇ~♪
鈴鹿も長らく行っていません、今度清水の頭で、miyacoさんやumeちゃんたちを誘って同窓会もどきをやりませんか~
週末は池さんと登ってきました。彼は五十肩と言っていたけど、四十代なので四十肩だよと教えてあげました(^^)
T字尾根からの御池も好きですが、最後の登りがきついねぇ~♪
鈴鹿も長らく行っていません、今度清水の頭で、miyacoさんやumeちゃんたちを誘って同窓会もどきをやりませんか~
週末は池さんと登ってきました。彼は五十肩と言っていたけど、四十代なので四十肩だよと教えてあげました(^^)
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biwaco06 at 2012-10-12 13:06
巴那女さま~
Nさんと杣人さんにお参りしてきました。秋の御池は久しぶりでしたが、テーブルランドはますます笹原から草原に衣替えが進行してますね。
清水の頭での同窓オフ、いいですね~!(^^)! 11月中旬~下旬くらいでどう? 企画、お願いします。
池さん、懐かしい名前ですね~。淡雪の芦生を思い出しました。
Nさんと杣人さんにお参りしてきました。秋の御池は久しぶりでしたが、テーブルランドはますます笹原から草原に衣替えが進行してますね。
清水の頭での同窓オフ、いいですね~!(^^)! 11月中旬~下旬くらいでどう? 企画、お願いします。
池さん、懐かしい名前ですね~。淡雪の芦生を思い出しました。
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kitayama-walk at 2012-10-12 15:50
biwacoさん、10/9は温泉玉子さん(nakato932)も御池岳に登っていますよ。どっかで会いませんでしたか? 彼は、鞍掛トンネルから鈴北岳に登り、丸山-奥の平-東ボタンブチ-幸助池-ボタンブチ-夕日のテラス-西ボタンブチ-鈴北岳と回っています。奥の平に10:42なので、その18分後にbiwacoさんが奥の平に到着しているようです。うーん、温泉玉子さんを追いかけるような形になっていますが、biwacoさんが奥の平でアワワ+昼寝している間に先に行ってしまったようですね。
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biwaco06 at 2012-10-12 18:50
kitayama先生~
へー、ニアミス中のニアミスですね! なんだか巴戦みたいなすれ違いですね。彼が丸山~奥の平を歩いてる時は丸山のすぐ下の風池にいました。奥の平には11時ごろだったんで、東ボタンブチから西へ向かう温玉ちゃんが見えなかったのかな? そういえば昼寝中に夢うつつで人声を聞いたような気がしたんですが…。
へー、ニアミス中のニアミスですね! なんだか巴戦みたいなすれ違いですね。彼が丸山~奥の平を歩いてる時は丸山のすぐ下の風池にいました。奥の平には11時ごろだったんで、東ボタンブチから西へ向かう温玉ちゃんが見えなかったのかな? そういえば昼寝中に夢うつつで人声を聞いたような気がしたんですが…。
こんばんわ、kitayama-walkさんご指摘の通り同じ日に御池岳へ行ってました。
でも出逢ったのは鞍掛峠から登った人2人のみでした。
コースタイムを比べると奥の平と風池、ボタンブチと奥の平といった見える程度の距離でニアミスしてたようです。
でも出逢ったのは鞍掛峠から登った人2人のみでした。
コースタイムを比べると奥の平と風池、ボタンブチと奥の平といった見える程度の距離でニアミスしてたようです。
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biwaco06 at 2012-10-13 14:55
nakato932さん~
せっかく近くまで来てくれてたのに、昼寝しててゴメンナサイ~(^_-)
それにしても、みごとなすれ違いですね。15分遅れのお尻追っかけみたいなもんでしたか~(@_@;)
それはおいても、静かな秋の御池テーブルランドは心が休まりました。
せっかく近くまで来てくれてたのに、昼寝しててゴメンナサイ~(^_-)
それにしても、みごとなすれ違いですね。15分遅れのお尻追っかけみたいなもんでしたか~(@_@;)
それはおいても、静かな秋の御池テーブルランドは心が休まりました。
by biwaco06
| 2012-10-11 12:57
| 鈴鹿
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