比良・野坂

晩秋の湖北の山はありがたき ナメコ探して ひとり彷徨う (琵琶呆子)

c0097754_1815966.jpg
【 日 付 】2011.12.12(月)
【 山 域 】野坂/大御影山 

【メンバー】単独
【 天 候 】曇り時々青空

【 ルート 】河内谷林道ゲート8:10-本谷橋9:05-10:35大御影山11:00-近江坂分岐11:35-林道出合11:50-12:35近江坂co730地点12:50-(折り返し)-林道出合13:10-本谷橋14:10-15:05ゲート

2週間前に武奈ヶ嶽から三重嶽を歩いた。三重嶽の山頂から眺めた北東の山容は大御影山。次はあの山へ繋げたらいいなあ…。
週末は晴れ予報。仕事休みの月曜日まで持ちそうだ。
余呉トレイルに比べれば高島トレイルはハイキング道。安心してルートを選べるのが嬉しい。
そこで…
河内谷林道の車止めゲートから本谷橋経由で三重嶽へ登り、北尾根から大日尾根jctを経て大御影山。南尾根を本谷橋へ下る周回ルートを設定。
日が短い今、スタートはできるだけ早くと、5時20分に家を出る。これでゲートには7時前には確実だろう。
ウンウン、なかなかいい感じのルート設定だな~などと自賛したりしている。

c0097754_182518.jpg湖西道路を走り、箱館山スキー場のゴンドラ駅入り口手前から河内谷林道へ。落合の休憩舎がある分岐から車止めゲートまで…のはずだった。
ところが…
スキー場はまだ雪無し。リフトも停まったままだ。横を通り緩やかに下る。
左に曲がったところに、なんと、工事通行止の柵と重機2台。あれれ? 左の崖が崩壊してるわ…これ以上進めない!
う~ん、どうしよう?
先ほどからフロントガラスに雨粒があたる。今日は夕刻まで晴れの予報なのになあ…(;一_一)
立ち上がりからモチは下がりっぱなしだ。仕方ない、予定変更して蛇谷ヶ峰へでも行くか? それとも、帰ってヤブ板でも覗こうかなあ…?

R303に戻り、西へ。保坂から朽木へのR367へ入って思いとどまりストップ。やっぱり、初志貫徹だよなあ…。ならば、逆回りでと、R303へ戻りトンネル手前から石田ダムへ向かう。
ここで踏みとどまったのは、我ながらアッパレ~(^O^)/




c0097754_1843323.jpg河内谷沿いに林道を登りゲートへ。これ以上は進めない。今にも雨粒が落ちてきそうな暗い空だ。気持ちまでグレーになりそう。
ノタノタと準備して、それでもオシッコしてから気持ちを奮い立たせて歩きだす。降ってきたら引き返したらええやん…などと、モチが上がらないのをお天気のせいにするが、なかなか雨は降りださない。降る降ると思っていると青空が見えたりして…。なんか空に遊ばれてるみたいやなあ。



c0097754_185914.jpg河内谷を右に見ながら立派な林道を歩く。なんで車は通行止めなんや!
タイムロスで三重嶽はパス。登山口を見やって林道を直進、本谷橋へやってきた。20~30分で着くかと思ったら1時間近くかかってしまった。

c0097754_1862250.jpg





c0097754_1853640.jpg橋を渡ったところに大御影山登山口の小さな札が架かっている。一休みしてから取り付く。
面白味もない杉の植林帯を抜けて稜線に出ると、2本のブナが屹立。その右前方に山頂らしい高みが見える。

c0097754_1873827.jpg左手には雪を被った三重嶽の稜線。当初の予定ではあの稜線を大御影山へ回り込むつもりだったのだが…。今からでは時間的にとても無理だろう。ループはまたの機会に、と今日は眺めるだけにしておく。








c0097754_1871012.jpgc0097754_1882248.jpg











一登りで反射板が目に入る。マイクロウェーブの中継施設らしい。淡雪の踏み跡を辿ると若狭からの踏み跡と合流。右へ進むとすぐに標柱のある山頂だ。

c0097754_1891636.jpg
c0097754_1885930.jpg北側は曇って視界は良くないが、敦賀湾がぼんやり望める。左の山は野坂岳? 例によって自撮画像も撮っておく。

1ヵ月前の三重嶽ではナメコ採りの人で賑わっていたのに、今日は誰にも出会わない。そうか、今日は月曜日や。みなさんお仕事で忙しいんや!(@_@;)
ガスも食器も車に置いてきた。冷たい雨の中ではゆったりランチもないやろ…ってことで、オニギリだけ持って上がったのだ。


c0097754_1895962.jpg
雪景色を眺めながら短い昼食を済ませると、もうすることはない。まだ11時前だ。さて、どこから下ろうか?
三重嶽へ回るには時間も天候も心配だ。午後3時ごろから雨予報なのだ。でも、ピストンでは芸がない。ならば近江坂回りしかない。問題は林道出合からどうするかだが。

さすがに高島トレイルは立派なハイウェイ。スキップしたくなるような緩やかな下りのブナ街道を進むと大谷山方面へのトレイル道との分岐。右へ進み下るとすぐに林道へ出た。
c0097754_18102923.jpg

ここから車のあるゲートまで林道歩きは辛いなあ…。まだ12時にもなっていない。このまま南尾根を下れば滝谷山あたりからゲート近くへ下れるやろ?
単独山行の気楽さと危険さは紙一重。地形図をよく見れば尾根西側の河内谷ヘのコンターはけっこう混んでるのに…。

南尾根の道もしっかりした踏み跡で、迷うことはない。左にまるで宅地のような広場がある。東側(琵琶湖側)の展望が開けているが、今日はぼんやりだ。掘切り道をぬかるみに気をつけながら下る。下りながら考える。どこから右へ振ろうかな?
このまま道なりに進めばビラデスト今津へ出てしまう。タクシーを呼ぼうにも携帯電話は車に置いてきた。
co710の尾根分岐から滝谷山への枝尾根へ入らないと…。
c0097754_18114454.jpg
と思ってたら、目の前の立ち枯れミズナラにプチプチのナメコが! それまで、キノコ類がほとんど目に入らない。時期が遅いのか、週末に完伐されてしまったのか?
やっと出会ったお土産を袋に詰める。我が家でこれを食べるのはワタシひとり。他の同居人も、隣りの娘夫婦も、たぶん箸もつけない。バカめ! こんなに美味いもんを~(^_-)

そんな道草をしてるうちに1時前になってしまった。co710の北の鞍部近く。順調にいけば1時間余りでゲートまで下れるだろう。しかし…
順調に行かなかったら…?
滝谷山までは点線ながらルートが引いてある。しかし、そこから先は落合休憩舎へのルートだけだ。どこかの枝尾根を下ればなんとかなりそうだが、保証はない。日照も最短の時期だし…。
(後日、山日和さんのレポを知ったけど…後の祭りってヤツでした)
c0097754_18123834.jpg
引き返します。そう決めたら気分も楽になる。30分もかからず林道出合へ。あとは長い長い林道をテクテク下る。本谷橋を過ぎ、どこか使えそうな尾根はないかなあ~と、谷の対岸の稜線を眺めながらゲートへ3時過ぎ。結局雨は降らなかった。

ではでは、ここでランチのやり直しだ!
車に残しておいた炊事用具と食材を引っ張りだし、ひとりでお疲れさん宴会。
お土産のナメコを少しだけラーメンに放り込む。(ほんまにナメコだったの?)
ご心配なく。まだ生きてますので。
食事も終わるころ、ポツポツと雨が落ちてきた。日暮れも迫り、帰り時かな~

出発時にも、山中でも、迷ってばかりの年末山行でした。
新年もますます彷徨い山行の連続やろな…と、新年も半月過ぎてからレポを打つ世迷い人であります。


P/S
c0097754_18131549.jpg林道沿いに緑と赤のこんなもんがありました。
「両耳に耳栓をしてください。」
誤って作動したとき、耳に重大な損傷を受けるおそれがあるのだそうだ。
なんだろう? 「爆音機」と書いてあるから、大音響が響くのだろう。
○○屋さんの耳は、これにやられたんでは?
処女(湖)を守るためにはいろんな防護具がいるんだなあ…。(-。-)y-゜゜゜
[PR]
トラックバックURL : https://biwaco06.exblog.jp/tb/17318820
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by kitayama-walk at 2012-01-17 22:06 x
 biwacoさん、随分お久しぶりのブログアップでしたね(自分もそうなので人のことを言えた立場ではありませんが)。途中で引き返そうか、それとも行ってしまおうかと思案することはたまにありますが、勇気ある撤退でしたね。このまま突っ込んでしまえば、いつぞやの二の舞、いや三の舞かも知れません?


 大御影山には、これまで2回登ったことがありますが、いずれも福井県側からのアプローチでした。最初は能登又谷からアプローチするつもりが、とりつきを大きく間違えてP598、P812と進み、biwacoさんの大好きなヤブ漕ぎを堪能しました。2回目はちゃんと能登又谷から登り、高島トレイルを粟柄越まで歩き、折戸谷に下りました。うんと、今年の初登山はまだなのでしょうか?

Commented by biwaco06 at 2012-01-17 22:45
kitayamaさん~
初山は2月になってからになりそうです。(-。-)y-゜゜゜
年末レポがもう一つ残ってるのですが、いつになることやら…。
大御影山は初めてでしたが、天気がよければ日本海側の眺望が良さそうです。トレイルコースにブナが多く、のんびり歩きにいいですね。いつか三重嶽からのループをつなげたいです。
Commented by kitayama-walk at 2012-01-18 01:08
 今日は、雪山ならぬ、思わぬところでお目にかかりましたが、やっぱり山でお目にかかりたいものですね。
Commented by biwaco06 at 2012-01-18 22:50
kitayamaさん~
いえいえ、いつお目にかかれるかと、「思わぬところ」で心待ちにしておりましたですよ~(^_-)
ほんまにマジで、一度山をご一緒したいですね。今年は福井や奥美濃の残雪シーズンの山を堪能したいので、お目当ての山があればいかがですか?(でも、脚力が違い過ぎるので、それでも良ければ…ですが)
Commented by たんぽぽ at 2012-01-20 09:28 x
>我が家でこれを食べるのはワタシひとり。他の同居人も、隣りの娘夫婦も、たぶん箸もつけない。バカめ!
わかる、わかる。
体調不良でスノー衆欠席したんは、潜伏期だったキノコ毒が活動しはじめたんでしょう。
お大事に~!
Commented by バーチャリ at 2012-01-20 14:28 x
琵琶湖さん 元気
昨年私も初めて天然ナメコに出会えました。
美味しいよね。
琵琶湖さんもスノー衆風邪で参加出来なかったの?
早く治してスノー衆パート2に参加しましょうね。
Commented by biwaco06 at 2012-01-20 23:36
ポポンタちゃん~
ご無沙汰ですねー、コメありがとうです。毒ナメコ菌の潜伏期間が1ヵ月とは!ナメんなよ~(@_@;)
part2もダメなんで、いつになったら今年の山が始まるのか…?
残雪期まで体力温存しときましょうか。
Commented by biwaco06 at 2012-01-20 23:40
チャリちゃん~
えっ?天然は昨年が初めてだって? なんとまあ、不幸な人生でしょ(@_@;)
それで福地山で取り付かれたようにナメコ探してたんですね~。来年はナメコ山行でも企画しますか。
part2、楽しんできてね。
Commented by チャリ at 2012-01-21 07:24 x
琵琶湖さん おはよう。
part2も琵琶湖さんポポンタちゃんも駄目なんですか寂しいね、ナメコ山行企画してしてくれるの嬉しい~ ナメコだけじゃなくて雪 新緑もいいね。欲張りかな~ 
Commented by Chika at 2012-01-23 12:19 x
トップ画像変えずにこっそりレポUPされてたとは・・・
こりゃ出し抜かれました(^^;
天然キノコ、いつも美味しそうやな~と思いながら見てますが、ワタシも怖くて遠慮するでしょうね…
タヌ様が夜に食べて、翌朝ピンピンしてたら頂きます(笑
Commented by biwaco06 at 2012-01-25 17:31
チャリちゃん~
今年のスノー衆は、ハズレくじばかりですワ。(>_<)
というより、もうすぐ2月というのにいまだに山始めできてないなんて、何年ぶりやろ?
prat2、楽しんできて下さいマセ~。(^o^)
Commented by biwaco06 at 2012-01-25 17:35
Chikaサマ~
謹賀新年…いつまで掲げてるねん!と笑ってやってください。(@_@;)
新しいレポが打てないので、そのまんまなんです。そろそろ節分のご挨拶にでも変えよかな?
キノコ、大丈夫でした…といいたいけど、そう言えばここのところ腹具合が少しヘンなのは、あれのせい…?
Commented by kitayama-walk at 2012-01-26 23:41
 biwacoさん、おばんでーす。
 2/5のイベントが終わったら、一度一緒に雪山スノーシューハイクに行きましょうか。大ちゃんなど誘ったりしてもいいですね。どこがいいかな?と思案のしどころです。
Commented by biwaco06 at 2012-01-27 22:08
kitayamaさん~
いいですね~♪ 早いもので、イベントもあと1週間ですね。ぜひ行きましょう。大ちゃんたち、もちろんOK!ですよ。比良でも芦生でも、御池のテーブルでも今なら雪はタップリ。お手軽ならマキノの赤坂山あたりはスノ―シュー歩きにピッタリですね。
Commented by kitayama-walk at 2012-02-21 01:48
 biwacoさん、こんばんは。
 2/18-19の綿向山の雪中泊はいかがでしたか? 早くレポアップしてちょうだいね。といいながら、私もアップが遅れているのですが、2/12の御在所岳(本谷を詰めて藤内沢を下る)のレポをアップしましたよ。いずれもバリコースで、かなりおもろいです。もちろん雪のあるときに限るという感じです。天気が雪でイマイチだったので、もう一度晴れた日に本谷を詰めてみたいですね。
Commented by biwaco06 at 2012-02-21 17:36
kitayamaさん(^~^)/
戴いた情報を参考に、なんとかクリアできました。奥草山からの痩せ尾根が凍結していてシューを脱いで降下したのですが、ヒヤヒヤもの。アイゼンをしのばせておくべきでした。
p992の先の台地(ブナの木平)は格好のテント場。翌日の鎌ヶ岳の横から登る朝陽が素敵でした。
レポはいつになるか…? あてにせずお待ちください。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by biwaco06 | 2012-01-15 19:05 | 比良・野坂 | Trackback | Comments(16)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31