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両白・北陸・飛騨

淡雪の福地山は至福の心地の山でした♪

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▲西穂~槍の稜線

【 日 付 】2011年11月27日(日)
【 山 域 】奥飛騨/福地山 

【メンバー】たんぽぽ、バーチャリ、biwaco
【 天 候 】薄曇り
【 ルート 】福地温泉登山口~福地山~福地温泉


♪風の噂にひとり来て
 湯の香恋しい奥飛騨路
 水の流れもそのまままに
 君はいで湯のネオン花
 ああ……奥飛騨に雨が降る


いやあ、一人で来たんやないんですけどね。
ああ、雨も降らんかったんですけどね…(^_-)
振り返ればあれからもう1週間以上。歴史の動きは速いもんですなあ、野田さん。(-_-;)

たんぽぽ旅行社からツアーのお知らせが、いつものように迷惑メールをかいくぐって突然紛れ込む。
「温泉付きアルプス大展望満喫ツアーが、今なら格安自前交通費のみでお楽しみいただけます」
「昼食タイムはタップリご用意いたしております。持ち込みフリーとなっておりますので、お好みの食材など自由にご用意下さいませ…」

とか何とか、書いてあったようななかったような…?
(だけど考えたら、これって全部自己調達ってこと?)

先月の山行からもう1ヵ月。そろそろ…と思っていた矢先とあって、「これは渡りに船~!」と、熟読推敲もせず衝動買い的に「参加」のお返事を送る。

まてよ…、行き先の「福地山」って、どこにあるんやろ? 
返事の送信ボタンを押してから、気づく。(それくらいたんぽぽ旅行社を信頼してるってことの証なんカモ知れないのだが)
まさか京都府の福知山じゃないやろし…
「平湯」に反応して地形図を開くと、「福地温泉」が載っている。その近くとなると、△1671.7mがある。これかな? しかし、手元にある市販の北アルプス地図はエリア外だ。では、と覗いたgooglやyahooマップにも記述はない。
そうかそうか、地元の人か山オタクさんしか知らないインディーな山なんやな!

と思ったのは大きな間違いでありました。
「一見は百聞に然る!」、山には登ってみよ、風呂には入ってみよ、キノコは食ってみよ…、なんでもやってみなきゃ真実は見えない~! のでありました。





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▲駐車場からの笠ヶ岳

集合は平湯に7時半。これって中途半端にキツイ! たぶん自宅から3時間半くらいだろう。だと、4時発…か。それとも前夜発で現地仮眠という手もある。しかしこの季節の車中泊は、間違っても快適とは言えないやろなあ…? 
というわけで早朝発に。
真っ暗の高速も6時前には東の空が明るくなる。明るくなると眠気が増すのはなんでかなあ? 昨夜は10時には寝て5時間は寝ている。睡眠十分のはずなんだが。
平湯への道は何回か通ったので、もう迷わない。
平湯トンネルを抜け、雪の残った峠道を注意しながら下ると、集合点の安房トンネル料金所。
トイレ前の駐車場にポポンタ号とバーチャリ号が並んでいる。この両車はN社製の色違い同型車。お二人ともライバルのT社の本拠地近くに住んでおられるのに…。なんて、どうでもいい疑問でした。

トイレを済ませて、福地温泉へ向かう。先導のツアコン車に付いて温泉街を下る。どこまでも…、どこまでも…?
あれ? 温泉街を抜けてしまうがな!
橋を渡ったところで停車。「駐車場があるはずなんだけど…?」
ええー! わからへんの~?
いったん引き返して駐車場探しだ。
でも、すぐに分かった。大きな観光案内看板がある登山口の反対側へ入ったところに朝市の建物があり、その奥の広場が登山者用駐車場となっている。
立派な案内看板に、こんな広い駐車場…? 福地山って、ほんまにインディー山なん? と新たな疑問がわく。
c0097754_212944.jpgc0097754_21294342.jpgそう言えば、さっき登山口に登山者の姿があった。駐車場にはすでに2台車がある。
ツアコンにそのことを言うと、「同じようなモノ好きな人もいるんかなあ?」なんて、頼りないことを言ってる。
朝市の小屋を覗くと、美味しそうな野菜や手作りグッズが並ぶ。バーチャリさんはアケビの籠を探しているが、なさそうだ。
帰りに買おうかな? と開店準備中の人に聞くと11時には閉店だって。それまでに下ってくるのは、ヤッパリ無理でしょう。(-_-;)
諦めて登山口へ向かう。

立派な登山路を登っていく。・1381、・1559へと続く尾根に九十九折れに登山路が整備されている。気がつくと足元に残雪が目立ち始める。2,3日前に降っただろう淡雪だ。
空はスッキリしない薄曇りだが、高原川の対岸には昨年登った焼岳が、たっぷりの雪で厚化粧した顔を見せてくれた。

「山ブドウだよ~」とツアコンの案内。見れば落葉に混じって黒い粒々。見上げると枝の先にまだ残っている。木を揺すって残った実を落とす。山葡萄酒を作るというバーチャリさんにすべてを託す。ご相伴にあずかれるのは来春あたりだろうか?

そんな事やてるから、後ろから登山者が追い抜いて行く。若い?女性二人。
「山ブドウですかー?」
「ええ、このあたりにいっぱい落ちてますよ」
集めていたぽぽんたツアコンが進呈するものと思っていたのに、知らん顔だ。撮影用に雪の上に並べている。
二人はそのまま登って行ってしまった。せっかく話するチャンスやったのに…。(;一_一)
後になって「さっきの二人、山ガだった?」なんて未練がましく言ってもダメだよ、ツアコン!
少し前に前方にいたグループももう姿もない。
この山、やはりマイナーどころか人気の観光スポットなんだ!

c0097754_21302872.jpg・1381の先の鞍部は憮然平というらしい。篠原憮然之像という人物像がある。この人だっれなんやろ? 勉強不足のbiwa爺には分からない。お二人も口を閉ざしたままだ。
あとで平湯の温泉街にも憮然の記念館があった。明治から大正期にこの地で社会教育に携わった偉人という。平成の世には100年後に記念碑が建てられるような偉人は出ないのだろうか?

c0097754_2131770.jpg・1559ピークを過ぎるころには西穂~奥穂~槍ヶ岳の稜線がクッキリ。といっても、こんな位置から眺めるのは初めてのbiwa爺は、正直、どれがどの山なのかサッパリ分からない。
ツアコンに教えてもらい、西穂のロープウエーを目で追うと、おお!あの赤い屋根の建物は西穂山荘?! するとあの稜線こそ、かの危険度E難度の西穂~奥穂尾根なんでありますか!
誰かが誘ってくれたような気もする。でもでも…、もういいです。ここからしっかり拝ませてもらいました。あんなところにチャレンジするなんて10年早い、いや20年遅い! 年寄りの冷や水どころか氷水、向こうミズな暴挙は慎みます。

c0097754_22471241.jpg気がついたら山頂。いくつもある展望台で休憩ばかりしながらなのに3時間足らずで到着。最後まで歩き易い道だった。
すでに10人ほどのグループが店を広げてランチの真っ最中だ。ちょっとご挨拶に。と、いきなり「これ、食べてね~」と差し出されたオワンはホッカホカの漁師汁だ。ホクホクの魚は寒ブリ。味噌味がピッタリ合う。サカナに目がないbiwa爺には嬉しい限り。立ったまま一気に戴く。
富山の高岡、氷見の山の会のみなさんだ。人生の先輩もいらっしゃるみたいだがお元気な一団。山に関しては先輩ばかりのようで、ぽぽんたツアコンとマイナーな山談義に花が咲く。
さて、こちらもランチにしましょう。ガスに点火してラーメンを取り出すと、ツアコンが不審顔。なんでもメインディッシュはまだ早いと言いたいらしい。チャリさんがホルモンスジ肉をコッヘルで焼きだす。ツアコンはいつものオデンだ。担ぎあげたアワワと一緒にこいつをたいらげてからメインをいただくのが礼儀らしい。
しかしスジ肉を一カケラ戴いて、この礼儀の矛盾に気づく。この肉、いつになったら噛み切れるんやろ~!
そうこうしてると、越中フンドシならぬ越中ウン年増さん(失礼!)にラスカル君のシッポがバレてしまう。
「あらー、カワイイ~♪」
「ほんと、ほんと、触らせて~」
「これって、ポンポコ? ラスカル?」
「クマのは持ってるけど、こっちの方がいい!」

リードを放すと、頭から被ったり、スリスリしたり…
かつてない歓迎ぶりにラスカル君は大興奮気味だ。
その分、飼い主のbiwa爺は複雑な心境なのですけど…。(@_@;)

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そんな山頂での至福のひと時があったりして、あっというまにランチタイムは終わってしまったのでありました。
もちろん、北アルプスの雪景色はタップリ拝ませていただき、あとは来た道を下るだけ。展望台をスルーする巻き道もあるのでちょっと変化を付けてみながら下るが、2時間ほどで登山口へ。
移動していつものフリー露天風呂へ。やや熱めだったが汗を流せばスッキリ。お土産を買って帰途につく。

ツアコンぽぽんたにチャリちゃん、お付き合いアリガトさんでした~!(^^)!
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Commented by カッチャン at 2011-12-08 08:30 x
ドタバタ珍道中、もとい、正統派山行記拝読仕りました。

おはようございます。おかげさまで、朝からほっこり気分にさせていただきました。

>キノコは食ってみよ

知識が全く無い私のようなものでもトライしてみる価値が?

>10年早い、いや20年遅い

絶妙の筆致に、相好がくずれ、変なおじさん顔になってしまいますがな(もともと、って^^;)。

Commented by pana at 2011-12-08 12:28 x
biwacoさん、レポ待ちくたびれたよ~♪
それにしても楽しそうだわ、こんなラクチンツアーが会ったらまた誘ってよ。来年には退職しようとおもってるねん。でも、ボーナスを大枚積んだくれるので、もうちょっともうちょっとと・・・ついつい強欲ババアーが出てきます。ラスカル君を女たらしにしたらあかんよ~♪
Commented by biwaco06 at 2011-12-08 13:41
カッチャン~

何かとせちがらく慌ただしい師走に「ほっこり気分」になっていただけてウレピー(^O^)/と、ラスカルが言っております。

この山、道草歩きでも3時間足らずで山頂です。レポには書き忘れたけれど、反対側には白山も見えてます。「岳」をレンタルしてアルプス風景見るより、ここまで足延ばしてホンモノ見たほうが値打ちもんでっせー(^_-)
Commented by biwaco06 at 2011-12-08 13:50
panaちゃん~

週4のバイトで山行きのガソリン代稼いでます。今日は休み。午前中に野暮用済ませ、PC開けてます。
来年リタイアって、3月末? もうちょっと勤めて、ボーナス分をこっちへ回してよー(^_-)

福地山でモテモテだったんはラスカルだけ。危なく拉致されそうでしたがな!富山の山姥は大阪のオバチャンとエエ勝負しそう(@_@;)
この山、ちょっと遠いのが痛みだけれど、残雪期の雪見ハイクもいいカモ?
Commented by Chika at 2011-12-08 21:38 x
おっ、年内アップ間に合わせましたね!
ラスカル君モテモテでタヌ様のお尻もホカホカになったことでしょう^^v
ワタシは岩場でアイゼントレばっかり(今週も)、雪の上で履けるのは早くてクリスマス連休でしゅー(涙
アルプス展望の福知山、残雪期でスノータイヤが不要そうならマーファミリー&ヘッピリーナも誘って行きたいな~♪
Commented by biwaco06 at 2011-12-08 22:07
おおー!Chikaさま~
御無事でなにより(@_@;) アル刑事番ほったらかしでどうなってるんや~って、心配してたんでっせ。(;一_一)
岩場のアイゼントレもいいけど、磨き過ぎて歯がなくならんようにね~(^_-)
福地山、ファミリー雪見ハイクにピッタリだよ~♪ ノーマルで心配なのは平湯峠くらいかな?
Commented by チャリ at 2011-12-10 23:24 x
福地山 お疲れ様でした。
天気に恵まれ素晴らしい展望でしたね。
山葡萄を採ったり楽しい山行有難う。
密造酒もうしばらくお待ち下さいませ 3,4月には利き酒できると思う。
そうそうラスカル君オオモテだったね。
富山の登山者ブログ覗いてくれるといいね。


Commented by biwaco06 at 2011-12-11 20:14
チャリちゃん~
ようこそ、いらっしゃいマセ~♪
福地山、キノコなくて残念でしたね。山ブドウ密造酒、楽しみにしてます。(^_-)
ラスカルは明日、雪見に行くと言ってます。午後から雨模様なのに…。リードを引っ張るんで爺も行くしかないか…?と支度してます。
富山の山バさんたち、どうしてるかなあ…?
Commented by ぽぽんた at 2011-12-13 18:08 x
越中美女軍団のことを思うと夜も眠れぬBiwa爺ちゃま、こんばんにゃ~

福地山がどこにあるのかもわからず、急なお誘いにつきあっていただきありがとうございました。
また来年もフリ~ユ~に浸かりましょう!
Commented by 梨丸 at 2011-12-13 22:54 x
お久しぶりでございます~
なんとなんと、biwakoさん御一行が登られた日の前日、実は私ら福地山に行ってたんですよ~
太い山頂標識の柱の上に雪だるまを残してきたんですが、皆様が行かれた時には健在だったでしょうか?
ヘタレの私らが作った雪だるまなんで、たぶん溶けて無くなってただろ~な
それにしても槍穂高の展望が素晴らしい山でしたね
Commented by biwaco06 at 2011-12-14 10:52
ツアコンぽぽんたさん~
ヤマンバの待つ至福心地山へ案内していただき感謝感激の酔心地で師走を迎えることができました。(^_-)
北アの雪稜線や笠、焼、乗鞍に白山まで拝めて、来年はどれだけ御利益があるのか、怖いくらいの夢心地であります。m(__)m
Commented by biwaco06 at 2011-12-14 10:58
梨丸隊長サマ~
コメ、ありがとうございます。実はそちらのブログ拝見して、1日違いの偶然に驚いていました。誘われてついて行っただけなんですが、人気の山なんですね~(@_@;)
雪だるまは痕跡だけ残してお隠れでした。朝市小屋のレトロ看板、写真撮ってきました。
Commented by ふ~さん at 2011-12-25 17:10 x
恐くてなかなかブログ覗けませんでした~。あ~それにしても、一緒に登らなくて良かったなぁ。私まで怪しい人だと勘違いされちゃう(^_-)
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by biwaco06 | 2011-12-07 22:51 | 両白・北陸・飛騨 | Trackback | Comments(13)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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