【 日 付 】2011.10.9~10
【 山 域 】両白山地/別山 【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ~曇り
【 ルート 】9日=市ノ瀬~チブリ尾根~千振尾根避難小屋~別山~千振尾根避難小屋
10日=避難小屋~別山~三ノ峰避難小屋~杉峠~市ノ瀬
《1日目》
台風が来たり、膝痛が気になったり、身の回りがバタバタしてたり…。夏以来、山はツキイチになっている。木曽駒からもう1ヵ月。そろそろ、どっか行かないとなあ(@_@;)
幸いこの3連休は後の二日が空いてる。予報を見るとお天気も良さそうだ。
ではではどこへ? いきなり言われてもなあ…(-_-;)
大峰や台高、南アルプスは台風、大雨でズタズタ。北アルプスまでは遠い。おのずと中央アか奥美濃、白山界隈が視野に入ってくる。
テントか避難小屋泊まりで1泊2日の一般ルート…という条件で検索した結果、木曽駒リベンジ(将棋頭山~茶臼山周回)か、市ノ瀬からの別山~三ノ峰周回という選択になった。
出発間際まで木曽駒リベンジのつもりだった。それが千振尾根にトーンダウンしたのは、頂上木曽小屋の小屋番さんの警告だ。「登山路はササがうるさいし、最後の吊り橋と渡渉がどうなってるか…」
こんな言葉にビビってしまうってことは、やはり「寄る歳並みには…」ってもんなのかなあ?
そう言うわけで、名神は米原から北陸道へ入る。1日目は千振小屋までなので余裕の時間割。市ノ瀬に着いたのはもう9時前だ。なんと、駐車場は満杯! 誘導されてどんどん上へあがり岩屋俣谷に架かる六万橋を渡ったところの空き地までやってきた。
橋を渡ったところに別当出合行きバスの臨時駐車場が設けられている。バス待ちの登山者の横をすり抜けて舗装林道をバック。別山への登山路へ入る。駐車場周辺の喧騒がウソのようにこちらの林道は一人歩き。細谷川の大堰堤まで工事用林道を行き、右手へ折れて登山路へ合流。
ここからは湿った樹林帯を登る。ブナやカエデ、ホウノ木などが混在する。ツガ、モミなどの針葉樹も混じる。紅葉はまだこれからなのかイマイチだ。それとも台風の強風でやられたのか?
数年前に同じルートを登った時は駐車場で仮眠し、朝食もまともに食べないで早朝から歩きだし、シャリバテで大変だった。そんなことを思い出しながら、「今回は余裕の時間設定だからもんね~♪」とブラブラ登っていく。
重いので水は行動用だけしか持っていない。水場はあるはずなので。下ってくる二人連れに聞くと「水飲み場」の標識があるという。何回か来たルートなのにすっかり忘れている。
やがて小さな沢や通水が現れだす。水はどこでも汲めそうだ。でも最後の水場までガマン。重いのが嫌なので…。
ザックを降ろしポリタンを手に左手の水場へ。ついでに休憩し、北陸道のPAで買った巻き寿司を半分食べる。高菜のオニギリも買ったはずなのに見当たらない。
小屋の外には数名の登山者が休憩しているが、室内は無人。ザックを降ろし、スペースを確保しておいて小屋の外で昼食にする。メニューは残りの巻き寿司。酢味は疲れた喉を通りやすい。じつは保冷バッグにアワワを2本忍ばせてあるのだが、まだまだ夕食までオアズケなのだ。
さてどうするか?昼寝するにはもったいない。木曽駒の例もあることだ。こんなにいい天気でも、明日はどうなるかわからない。今のうちに別山まで行ってこよう。
確か3年前はここから1時間半くらいだった。空身なら往復3時間あれば十分だろう。
こんな時間から登る人はいない。逆に上からは次々に下ってくる。20人くらいはすれ違ったか?
南白山の尾根はクッキリだ。そのまま歩いて行けそうだ。ちょっと先のピークまで行ってみましょう。ササヤブに足を踏み入れる。
ササは膝あたりまでなんだがハイマツ帯になるとギブアップ。時間があれば強行するのだが、今回は止めときます。もう3時を回ってる。
息を切らせて引き返す。
1時間ほどで避難小屋に帰ると表に3,4人の人。この時間だからもちろん泊まり客だ。聞けば一宮の4人組と金沢の単独者、それにbiwa爺の6人らしい。まあ紅葉ゴールデン3連休なんだからそれくらいは当然か?もっと混雑も予想してツエルトも用意してきたが、ゆとりで寝られそうだ。
まだ4時過ぎ。少し早いが夕食の用意。α米にレトルトカレー(木曽駒でも美味しかったから)だよ!(^^)! ゴマスープも作ってカロリーアップ!
寒いので小屋に戻り、することもないのでシュラフに潜り込む。楽しい熟年4人組は大はしゃぎだが、さすが歳の功か「宴会は7時までにしようね」などと自粛宣言も聞こえる。
どうせ眠れないやろから、それなら我慢しようと思っていたら、いつの間にか眠っていた。
それにしても失敗だったのはマット。薄いシートしか持ってこなかったので、背中が痛いこと。何度も目が覚めて寝返りを打つ。やっぱり、次はエアマット買うかなあ…。
2日目に続く
by biwaco06
| 2011-10-18 00:13
| 両白・北陸・飛騨
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