中央アルプス

快晴の木曽駒ヶ岳でツエルト初体験のはずだった…《第3日》

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《3日目》
9日=テント場8:15~8:40山頂木曽小屋9:30~12:30七合目避難小屋14:00~16:30登山口

こんなにレポが遅くなったのも、この忌まわしい朝のせいなのかもしれない。
晴天の霹靂、寝耳に水、という言葉があるが、下の廊下の落石にも遭わなかったのに、厄災とは思いもよらぬ朝の枕もとを襲うもんなんや…(@_@;)
けっしてオモシロイことがあった3日目ではないが、記録には留めておかないと。(-_-;)

何時やろ? 風がうるさい。バタバタ、ゴーゴー…。
そのうち、バチバチ、バチバチ!
雨? なんで…? あんなにきれいな夕日だったのに。(-_-;)
まだ2時。朝までに止むかなあ?

周囲がうるさくなってきた。
結露なのか、雨水なのか、ツエルトの中が湿ってきた。
4時。まだ風雨の音は止まない。外で明かりがウロウロ。こんな雨の中、もう出かけるんかいな? もう一眠りや。

6時前。小降りながら雨はやまない。テントがだいぶ減ってきた。隣りの学生テントはもうない。水を飲んでトイレへ。雨宿りできるような場所はないし…。
この時点で3日目のルートは決まり。おとなしく来た道を引き返します。(-。-)y-゜゜゜





c0097754_2236989.jpgツエルトを撤収。ここでは朝飯も無理だろう。クラッカーを水で流し込む。
ザックを担ぐと雨水を吸って昨日より重いくらい。
8時過ぎ出発。山頂を巻く道を進み、木曽小屋へ逃げ込む。表戸は開いているが誰もいない。何度も呼ぶと昨日出会った小屋番さんが顔を出した。
休憩させてほしいと頼むと、玄関の三和土を使っていいという。ガスを炊いてラーメンを作る。生き返る!
ここは山頂近くで、風は相変わらず強いが、小屋の中は暖かい。
テン泊者のほとんどが宝剣~千畳敷方面へ向かったようで、木曽方面へ来る登山者はいないようだ。
小屋番さんと話しながらラーメンをすする。
かなりの高齢と思ったら、まだ60代半ばだということだ。とんだ失礼。m(__)m
「みんな、思い違いされますから…」
腰が曲がり、声が出しにくそうだ。

c0097754_22383626.jpgc0097754_2239156.jpg40代のころからここの小屋番をされているそうだが、10数年前、肺炎にかかった。完治しないまま仕事を続け、荷揚げや泊まり客の世話をほとんど一人でやってきて、体が弱ってしまったらしい。
若いころは木曽側の山麓で林業の仕事をしていて、体力にも自信があったらしい。
休憩料を払おうとすると、玄関先なので要らないという。「お体を大切にして下さいね」とお礼を言って外に出ると、「また、こちらの山に来るときは、ぜひ立ち寄ってほしい」と小屋の前まで出て見送ってくれた。
別れてから歩きながら「今度は小屋泊まりでこようかな…」と思った。

ガスの中、玉が窪小屋を過ぎて樹林帯に入ると風は弱まるがまだ雨は止まない。膝と足首が突っ張ってギシギシ。それにしても足腰が弱くなったもんだ。
麦草岳の岩壁を巻いて石ゴロゴロの道を進むと8合目。
おや、人がいる。登山者かと思ったら、7合目小屋への導水機器の管理に来た作業員二人連れだ。
登山路から沢を少し下ったところに取水口があり、水汲みもできる。(写真右上)

元気そうな二人には先に下ってもらい、一休みしてからゆっくり下る。
木のハシゴ橋は濡れて滑りそう。


1時間ほど歩き七合目小屋へ着くと二人が昼食中。ここのトイレに使うソーラーと風力発電の機器管理も仕事だという。
残っていたα米でレトルトカレーをいただく。やはりコメを食べると元気が出る。

c0097754_2242373.jpgc0097754_22422979.jpgc0097754_22425861.jpg仕事が残っている二人と別れ、雨もやみ時折陽射しも出るようになった尾根道を下る。六合目、五合目と過ぎると力水。ベンチでで休憩していると二人がやってきた。今

度は先に行ってもらうが、少し下った4合目で二人が待っている。この下の渡渉点の先まで車で来ているので、乗せてあげるという。
スキー場跡の駐車地まで1時間ほども歩かずに済む!ラッキー!(^^)!

おかげさまで16時半には駐車場に到着。ふたりにお礼を言って別れる。
木曽福島の代山温泉「せせらぎの四季」でゆったりしてから、中津川から高速。恵那峡SAで仮眠して翌朝帰路に。
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Commented by たんぽぽ at 2011-10-17 17:32 x
あずき色のツェルトとはスゴイ!
どこで探してきなはったん?

それにしても3,000mの稜線でツェルト泊とはやりますね~
というか、いつもの恐いもの知らずでしょうか・・・

別山もあずきツェルトで出陣でしたか?
待ってるから早くレポUPしてね!
Commented by biwaco06 at 2011-10-17 21:13
ポポンタちゃん~
どうもご無沙汰でやんす(^_-) テン場でも「いい色ですね!」といわれてニンマリでした。北穂でマッタリのお方の足許にも及びませんが、緊急避難シェルターとしてザックに忍ばせようかと…。
別山? 一応持って行きましたが出番なし。屋根のあるチブリ小屋で休ませていただきました。
Commented by Chika at 2011-10-18 22:36 x
予定コースは変更になっても、ケガとか無く終わってよかったですね♪
お天気だけはどーしようもナイですしー。
平日に抜け駆けするからですよ!^^;

ツエルト泊、ワタシも一度だけですが、あの結露の凄まじさには驚きを越えて感動すら覚えました(笑
ポールが無いからどんな場所でも屋根は作れるんでしょうけど、、
やっぱテントが天国です!
ちなみにモンベルのテント並みのお値段するツエルトは、ポールで自立するしフライもあって結露もほとんど無いそうでー。
クリスマスプレゼントはソレ欲ちいでちゅ、タヌタヌロースさま☆
Commented by biwaco06 at 2011-10-19 13:35
ツエルト初体験は見事に天の洗礼を受けました。(@_@;)
結露なのか、浸透した雨水なのか? ビショビショの幕中での帰り支度は、ホンマに気分が落ち込みました。

モンベルのテント並ツエルト? おうちの煙突の中、磨いといてね~(タヌサンタ)
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by biwaco06 | 2011-10-16 23:08 | 中央アルプス | Trackback | Comments(4)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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