美濃・奥越・湖北

スノ―シューお試しツアーはオヅオヅと

なんだか古い話になってしまったが、これを記録に留めておかないと前に進めない。年度替わりをなんとかクリアしようと、PCに向かって数日。睡魔との闘いに一進一退の攻防もようやく決着がつきそうだ。
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山日和さんの斡旋で、市販価格より格安でスノ―シューを購入した。いま人気のMSRライトニングシリーズの最新器である。とは言っても、シュー族に広まっている「アッセント」でなく「アクシス」なのが、ちょっと違うのだけれど。どこがどう違うのか? それは別の機会にして、本題の山レポに入る。

公開山行/山日和スノー衆に今季は2度参加した。昨年まではワカンでの参加だったが今季はいずれもスノ―シューで雪原を歩けることになったのである。

【日 時】2011年1月22日(土)
【山 域】西濃 小津権現山

【天 候】雪のち曇りのち雨時折日差しあり
【メンバー】緑水、バーチャリ、宮指路、とっちゃん、矢問、クロオ、ふーさん、たんぽぽ、わりばし、山日和(敬称略)、biwaco
【コース】小津8:10---11:10高屋山---12:30前衛峰手前---12:50高屋山14:10---
     15:50小津(コースタイム等、山日和レポを援用)




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「小津権現」といってもオズの魔法使いの山ではあるまい。実はこの日、若狭の庄部谷山へ行く予定だった。それも本来は一週間前の15日の予定だったのだ。しかし、天候には逆らえない。順延になったのだが、やはりこの日も若狭より西濃のほうがマシという導師のご判断の結果なのである。
しかし私にはここのほうが俄然興味がある。理由はたんに知らない山域だからというだけのことなんだが、その変更に諸手を挙げて賛成なのである。
集合地点は「ほしのふるさとふじはし」なる道の駅。「星の故郷」なのか「星の降る里」なのかは知らないが、「ふるさと…ふるはし」と韻を踏んでるような外れているような、なんとも他愛ない可愛らしさが感じられる命名だなあ…と思いながら、そこを探す。
名神関ヶ原から岐阜県の国道を走っていたら、お城の看板が出てきて、このあたりかな?と思う間もなく、右側に大きな駐車場とお店なんかが並んだエリアがある。ここやここや。
まだ集合時刻の7時半には1時間もある。根が生真面目なため、遅れてはみなさんにご迷惑がかかると早めに出発するため、いつも早く着き過ぎるのだ。というのは勿論でたらめで、たいがい途中で忘れものに気付いて取りに帰るはめに陥るから、早めに出ざるを得ないだけなんである。たまたま、忘れものに気付かないときだけ早めに到着するわけである。今回がそれであった。
そんなことは滅多にないからというわけではないが、着いた途端に空からの雪がいきなり大降りになってきた。よく見ると、それらしい車が何台か停まっている。似たような方がおられるんだなあ…と、感心していると、屋根に荷物入れを積んだ車の主が現れた。おお!緑水さんである。かの「萌ちゃん号」とはこのマシンであったか! 降りしきる雪の中で再会を喜びガッチリ握手を交わす老人二人に、花びらのように雪が舞うのであった。

c0097754_2121746.jpg遠路大阪からの山日和一味が現れ、ラストに地元のタンポポ青年(!)が到着したのを待って4台に分乗して現地へ向かう。
小津の村の体育館の駐車場になんとかスペースがあった。というより、偶然にも地元の方の車が1台出て行ったのでなんとか4台が入り込めたのである。
支度をして、さあ出発。人家の裏手に出て登山口らしいところにやってきた。

実は、今日は山日和さんのスノ―シューを試着させていただくことにしているのだ。試食でも試乗でも、それは購入へつなげるためのサービスであることは当然理解している。山日和商会の巧妙なるセールス作戦に既に取り込まれているわけなのだろうか? いやそうではない。(厭そうではない←そういう意味ではなく、「いや(否定の意味)、そうではない」と読んでほしい。日本語は誤解を生みやすいなあ…)
お互いの利益と欲求、需要と供給を正当な対価交換で実現する市場経済は、生活の向上と充実にとって効果的な経済システムであろう。
しかも、彼の斡旋徒はアッセントの普及とクライアントの満足感を自らの喜びとしておられる危篤、いや奇特なお方なのである。こんなチャンスをとらまえない手はない。というヨミもあって、取りあえずどんなもんか否?と試してみることにしたのだ。

(ふーーー、これ山レポのはずだったのに…。なかなか本題に入れんなあ(@_@;))

c0097754_21243388.jpgc0097754_21221646.jpg登山口からかなりの雪があり、シューを履いて登ることになる。さっそくパタンパタンと雪の上にシューを置き靴にベルトを巻く。まあ、なんて簡単な! 回らない腰を捻りながらワカンを括りつけていたのと比べると、脱着は断然楽なシューに1ポイント!
山の斜面に取りつくが新しい雪も載っていて、先頭は結構シンドそうだ。交代を繰り返しながら雪の植林帯を登って行くと大きな鳥居のような建造物がある広場に出た。(ん?もう着いたのかな…)などと、カケラにせよ本気が入っていたのがお恥ずかしい。林道に雪さえなければここが登山口になるのだそうな。ああ、やっとスタートラインに立ったのか…、休憩のオシッコを放出しながら、ため息が漏れる。それを冷やかに見下ろすクロオさんの視線が突き刺さる。(-_-;)

c0097754_21251947.jpg先は長い。人間キャタピラみたいに先頭が2番手と交代して最後尾に回りながら斜面を登って行く。いつの間にかふ~さんがタイムキーパーを買って出ている。前日の飲み会が祟って苦しそうだが、立場上先頭も引き受けて悪戦苦闘のようだ。
ところによっては胸まで来る新雪を強引な押し出しやらうっちゃりやらでクリアしながらなんとか高屋山△956.0近くへやってきた。タンポポ兄さんからランチタイムのリクエストが聞こえてくる。正午を回っている。丁度先頭の順番が回ってきた。リーダーからランチ指令はまだ出ない。平坦路なら先頭でも楽々快適なのだ。ガスが晴れたり曇ったりの稜線をそのまま進む。

c0097754_21285758.jpg鞍部を過ぎて小ピークにかかるころ、矢問さんからギブアップサインだ。体調不良に空腹が重なったのか? ここでランチとなると、登頂は断念せざるを得ない。稜線前方に見えているピークはニセのニセのニセピークくらいで、まだまだかかりそうだ。ランチと登頂を天秤にかけた導師はここで決断し、少し戻った高屋山山頂付近でランチとなる。やはり人間、花より団子、ピークよりビールなのだ。

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こうなれば心にも余裕ができる。ランチのあとは下るだけなんだから。スコップ工兵隊の奮闘であっと言う間に食事テーブルが完成。各自持参のお宝を出し合い、ランチタイムである。ちなみに山日和企画のいいところはランチタイムの充実である。時間設定がたっぷりなので、知っているものはそれにふさわしい食材を担ぎ上げるのだ。
おでんや甘酒、中身のわからないお酒などが回ってくる。biwa爺の炉端焼き亭の本日メニューはウインナと一夜干しイカの炙り焼き。みなさんに順送り、空輸、テーブルスライドで食べてもらう。

c0097754_21323249.jpg今日のランチタイムは少々短かすぎたのでは?と思ってしまう束の間のランチタイムが終了すれば下山である。来た踏み跡を引き返すのであるが、スノ―シューというものは下りには向かないものなんだ…ってことを実感させられる。つんのめり気味になり、靴の中のつま先が痛くなる。できるだけ固まっていない新雪をカカトで崩しながら下って行く。
わりばしさんとアホなやり取りをしながら、いつの間にか登山口の神社に到着。体調不良の矢問さんは先に下って待機しておられた。

c0097754_21342493.jpgc0097754_21345561.jpgそれにしても下山の様子というものがこうもレポには向かないのはなぜなんだろう。これという印象がなく記憶に残らない。こうして何日も経ってから記憶を辿っても記すべき事象が浮かんでこないのだ。やはり山登りなんだ。山下りとも山登降とも言わないわけがここにある。山は登るためにある。スノ―シューが下りに弱い訳もこのあたりにあるのだろうか?
既に記したように、スノ―シュー初体験の感想は、「登り楽々、下りは辛苦」。これも半分は慣れが必要なんだろう。でも、慣れる頃にはもう体力が…(-_-;)
しかし、この日の体験が山日和商会を煩わせる結果となったのであるから、人生の先は読めないものなんである。
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by biwaco06 | 2011-03-22 21:54 | 美濃・奥越・湖北 | Trackback | Comments(0)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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