鈴鹿

白いテーブルランド徘徊の記/ノタノ坂~台地~T字尾根

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【鈴鹿/御池岳奥の平周遊】1月30日/単独
【ルート】小又谷林道分岐7:40-ノタノ坂8:25-送電鉄塔①-鉄塔②-・9429:07-土倉岳9:45-奥の平台地10:15-東のボタンブチ10:25-・1194-・1241-11:40昼食12:20-丸山12:30-西のボタンブチ13:05-風池13:15-青のドリーネ14:10-T字尾根降り口14:20-タイムロス-・918(交点)15:40-・815-16:50小又谷林道駐車地

比良、台高と新年のご挨拶に回っているうちに、鈴鹿に挨拶しないまま睦月が終わってしまう。これでは義理が立たぬと気づいた。カモさんもしきりに奥の平へのカモメールを発信しておられる。
ではでは今日は秋のオフ会以来の御池を訪ねてみましょう。

御池岳は正真正銘の滋賀県の山である。なのにコグルミ谷や木和田尾を使ってやってくる東国の山師?のルートが表参道のように思われているフシがある。
県財政の苦しい折、白船峠かコグルミ谷5合目あたりにゲートでも設けて入県料でも?と思うが、やめておく。「三方よし」が信条の近江商人はそんなセコイことは考えないのだ。(あちらの駐車場のおじさんたちのような…)
その証拠に近江側では邪魔さえしなければどこに車を停めようが無料である。(ココロとフトコロが広いのである♪)

と言うわけで、駐車料金を値切るつもりではなく、由緒正しい西側(南側?)からの参道でお参りすることにする。




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起点は小又谷からのノタノ坂。
ノタノタ、クネクネと続くからだとか、ドロンコのヌタヌタが語源だとか…まともに調べたわけではないがどっちも正しいようなコジツケのような?
御池林道はほとんど残雪はないが、君が畑集落を越えると凍った雪が現れる。ノーマルではちょっとヤバイ箇所もあるのでご注意。
林道分岐の駐車広場も雪に埋まったままだ。道の真ん中に1台乗用車が通せんぼしている。見ると橋のほうから男性が1人車に戻ってくるところ。御池林道の先の様子を確かめに行ったのか?
登山者らしくなかったので、そのまま右の小又谷林道へ突入。残雪はあるが凍っている。ジャリジャリとタイヤで破壊感が心地よい~♪(危ない性格?)
すぐに林道が谷を渡る。浅いけれど左側から渡渉しないといけないので、いつもここまで車を乗り入れるのだ。渡ったところに広場があり、2,3台は停められる。

林道を少し進んで右の谷に掛かる鉄橋を渡る。営林署の小屋の残骸は片付けられている。ところどころ残雪を踏みながらノタノタと谷筋を登る。汗がもう限界というころ上が明るくなりノタノ坂の鞍部に到着。尾根には雪はまったくない。汗をぬぐいアウターを脱いで薄着になる。
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急な尾根を登ると平らな尾根になり送電線に沿ってルンルン歩き。右手には藤原岳の3つ頭(天狗岩、山頂、展望丘)が並んでいる。左前方にはボタンブチの岸壁。崖の上からしか眺めたことのない方は、ぜひ一度見上げてみてくださいね。
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だんだんと雪が多くなってきたが、表面が凍っていて沈まないのでそのまま進む。
・942からはやや右にふるのだが、踏み跡が怪しいので注意して進む。古い靴跡が1人分かすかに残っているだけ。たぶん、雨の前のものだろう。
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土倉への尾根にはイワカガミの濃紫の葉が春を準備している。わかったわかった、春にも必ず来るから、待ってってや~♪
できるだけ葉を踏まないように気をつけながら、残雪と踏み跡がまだらな尾根を登っていく。
co1000くらいからはいっそう雪の量が多くなる。登山口から土倉岳まで約2時間。ここから本番の台地登りだ。とはいっても西側からでは、T字尾根やゴロ谷からのダイレクト尾根と比べれば一番短くて楽な尾根だ。
小休止してアイゼンを履く。
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まずは快適な雪稜歩き。右側からは藤原岳、左前方は天狗の鼻、ボタンブチ、ボタン岩の3ポコが挨拶してくれる。振り返れば土倉岳からの尾根がクッキリ。
さすがに最後の登りはこたえる。いつからかスノーシューの踏み跡が1人分。ここをシューで登るのも大変やろなあ。

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登り詰めると白い台地が広がる。さて、今日は台地をグルリと一周してみましょう。
東のボタンブチはすぐ隣りだ。シューの跡もそっちへ向いている。まずは左回りに・1194へ。そういえば当初はここでオフ会の予定だったんや!
そんなことを思い出してたら、右前方から登ってくる二人連れが目に入った。今日初めて出会う登山者だ。鞍掛橋から鈴北経由でやってきてテーブルランドを一周して帰るそうだ。
「青空が見えたらいいですね~」と挨拶して別れる。
・1194を下りかけると単独男性がやってきた。
「どちらから?」
「鞍掛橋からです。そちらは?」
「ノタノ坂から土倉経由です」
「T字尾根から登ったことありますわ」
先のお2人もこの単独者も同県人だった。
山での話の取っ掛かりは、たいがい「どこから?」が決まり文句だ。続いてお天気の話題。気が合えば行った山の話となり、武勇伝の披露となる。
今回はそこまでは行かず、挨拶だけ。

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今度は・1241へ。オオイタヤメイゲツの枝に付いた霧氷がだんだん長くなる。東側に逸れて風のない樹林帯でランチにする。雪が適度に硬いので、足を入れる溝だけ掘ればテーブルと椅子が出来上がり。
今日はインスタントラーメンに野菜ときざみアゲ、杵搗きモチ、卵を入れた、正体不明のスタミナ鍋。食後は定番のホットチューでホッコリ!
風が少なく気温も上がったきたので寒さはない。1時間近くもユックリのランチタイムだ。

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せっかくだから丸山にも寄っていこう。と歩き出すと、人声がする。丸山のすぐ下の平坦部で10人ほどのグループが食事中だ。
邪魔しないように山頂はすぐに退散。そのまま西へ向かう。
快適な雪原歩きだ。鈴北岳へ周回するスノーシューやツボ足のトレースが案内してくれる。
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・1182を越えて西のボタンブチへやってきた。東のボタンブチからとは少し違う角度からの眺め。ここに立ち寄るのは初めてなのだ。
もう1時を回った。すぐそこに鈴北岳が見えているが今日は行かない。
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そのまま引き返すが、co1150ラインを水平に辿ってみる。テーブルの西縁だ。
斜面のトラバース気味のところもあるがあまりアップダウンがないから楽チン~♪
最初に出会った2人連れや丸山の集団とすれ違う。逆回りで鈴北方面へ行くのだろう。

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やってきた風池は雪に埋もれている。池のそばまで新しいスノーシューの踏み跡が一つだけ。このシュー跡は他の池も訪ねているので、池めぐりの方だろうか?
杣人さんにちょっとだけ挨拶して次に進む。
すぐそこに天狗の鼻、ボタンブチ。池はすべて雪の中だ。
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日が傾くのを計算して最後に回したのが青のドリーネ。
しかし分厚い雲が光をくれない。せっかくだから少し待って見よう。
すると強い上空の風が雲をスライドさせてくれるではないか!これはきっと風池にお参りしたおかげかも?
池をユックリ一周。日差しに合わせて雪のくぼみが見せるほのかなブルーの投影を眺めることができたのは、なんともラッキーだったとしか言いようがない。

ラストショーを見せてもらったら、寄り道はしないで真っ直ぐ帰りましょう。
T字尾根の降り口を確認。急斜面は雪は少ないがアイゼンは履いたままにする。
先行の足跡が1人分、見え隠れ。目印テープもある。それに従って下る。

ん?ちょっと疑問?足跡が上を向いている。下向きの足跡もある…。
やがて尾根上の雪がなくなりアイゼンを脱ぐ。もう少し下る。やっぱりヘンだ。尾根ではあるがこのままでは谷へ下ってしまいそう。
左に別の尾根が見えている。微妙に右へずれてしまったみたいやなあ…?
そうと分かれば登り返しだ。
アイゼンを脱いだところまで戻る。ここから左へ下るのが正解だった。すぐに雪の上に下りの足跡が現れる。
もう大丈夫だ。20分ほどのロスか。(後で地形図で確認するとT字尾根の北側のゴロ谷へ下るco1150~co900の小さな突き出しだった)

・967の手前で一休み。16時までに交点へ着けば闇下が回避できるやろ…
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その交点へは思ったより早く25分前に到着。一休みして左の尾根に入る。この尾根は雪もほとんどなくて快適な歩き。
・878から尾根が分かれるが真っ直ぐ進む。・815あたりの平坦な尾根は伐採した雑木が半分雪に埋もれて歩きにくい。どこから林道へ下ろうかと思いながらも真南へ進み、植林帯の急斜面を下ると小又谷へでた。目標の17時の10分前だ。
川を跳び渡って対岸の林道へ出る。左へ少し戻ると水路の向こうに駐車してある車が目に入った。

今回はお守りのGPSは一度も覗かず。カンニング無しの受験生でした。
軌跡を見るのが楽しみ~♪

軌跡(トラック)です。取り付き部分はスイッチオンが遅れた関係で乱れています。
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Commented by 温泉玉子 at 2010-02-21 21:07 x
久々のレポですね、二十日程前はやや雪少なめですね。
7日はkitayama-walkさん達と鈴北岳、御池岳と登ってましたが雪はたっぷりでした。
一週間後の14日に伊吹山から見た鈴鹿の山は黒めでした。
今はまた雪が少なそうですね…行くなら湖北か北陸?
Commented by Chika at 2010-02-24 17:07 x
早々と岐阜レポUP!?
・・・と思ったら御池岳が残ってましたね^^;
白いお山続きでウラヤマシイでしゅ。
この日曜こそ出かけようーと思ってたら、天気予報が「おうちでダラダラしなさーい」と言ってるようでしゅ。。
ぐしゅぐしゅ・・
Commented by biwaco06 at 2010-02-24 22:49
温玉ちゃん~♪
一ヶ月遅れの宿題です。ちょうどいいくらいの雪の量で、テーブルランドの雪景色を堪能できました。7日は鈴鹿も大雪だったみたいですね。ところで、happy dayは終りましたか?
Commented by biwaco06 at 2010-02-24 22:53
Chikaちゃん~♪
レポは渋滞中です。いつになったら上がるやら。まだ7日と14日の分もあるし…。なんて言ってたら、また今週末が近付いてきた…。岐阜のヤブ山ではサプライズの出会い。こんなことってあるんですね~♪
Commented by 宮指路 at 2010-02-27 10:46 x
御池レポ、やっとアップですね。
1月末というのに雪が少ないですね。24日に行きましたがその時はT字尾根が真っ白でした。
青のドリーネきれいに撮れていますね。初めて青いドリーネを見ました。
感動しました。
来年もまた御池庵で企画したいと思っていますので、その時は是非来てね。
Commented by biwaco06 at 2010-02-27 20:13
宮指路のカモさん~♪
コメありがとうさん。美味しいご飯にしますね~(?)
1ヶ月も熟成した御池レポです。もう発酵しすぎカモ?青のドリーネ、これまで見た中で一番きれいでした!(といっても雪の季節には2度目ですけど…)。御池庵、行きたかったんですが、薙刀に引っかかりました。また呼んでね~
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by biwaco06 | 2010-02-20 17:53 | 鈴鹿 | Trackback | Comments(6)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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