【日付】2017年8月28日(月)
【山域】鈴鹿/綿向山周辺
【天候】曇り
【同行者】T氏
久しぶりに「仕事」をした。「仕事」とはお金がもらえる行動=労働である。
とはいっても、お金のために心を封印するような大変な仕事ではない。
山で遊んで汗をかけばあとから報酬が付いてくるーーという、夢のようなお仕事なんである。
そんなうまい話があるもんか!とお叱りを受けそうだが、これがあるんだから嬉しいではないか。
まあ、どんなお仕事なのかは以前にもこのblogに書いているので、興味ある方はご覧ください。
とはいえ、労働なんだから体力は必要。ここ数年、体調不調が続き、この仕事もできなかった。
先日、発注元(?)のTさんからオファーが来て、「おお、まだ登録抹消されてなかったか!」と即OKの返事を送り、本日を迎えた。
(今回は仕事に専念して写真など撮ってる余裕がなかった!ので、3年前の画像を貼っておきますね)
鈴鹿山地の某所。今日のメニューは、山腹に植樹された若木にピンクテープを括りつける。下草を刈るために刈ってはいけない木のマーキングである。
もう一つは、伐採した樹木の株から生えてきた芽株を摘み取る作業。
ナタと鋸刃カマを手に、サルトリイバラや木イチゴのトゲと闘いながら作業を進める。
9時過ぎから夕刻の5時前までタップリの8時間労働。
と言えば過酷な山林労働と思われるだろうが、そうでもない。
タップリのランチタイムには弁当を食べながら山話に花が咲く。
「この木の名前は?」「ウラジロガシかな。葉の縁が波打ってるでしょう」。草木や野鳥に詳しいTさんに教わりながら山学のお勉強も。
怪しい空模様も、マジメな労働者をおもんばかってか、なんとか雨にならず、一日の労働(山遊び?)を終える。
3年前の最後の山バイトは体調不良でまともに作業もできず、Tさんには迷惑をかけてしまった。
今回なんとかクリアできて、ほっと一安心。次回の山バイト、山遊びの約束を交わし帰路につく。
蛇足ながら、山仕事の厳しさにも触れておこう。
仕事を終えて靴を履き替えるとき、足首の靴下に血痕! やられた、ヒル!とチェックするが犯人は姿がない。
比較的小さな傷跡なので「ま、いいか」とやり過ごす。
帰宅後の風呂で、石鹸の泡の中に黒い点を発見。なんだ?とよく見ると足が付いていて動いている!
ダニ(@_@。
ってことは、足首の傷はヒルなのか、それともダニだったのか…?
夏の終わりのミステリー。数日後のいまも足首の赤い点が消えない。