美濃・奥越・湖北

【奥美濃/神又谷】滝は無理せず、下山は尾根道確認

c0097754_15041593.jpg【日付】2017年8月2日(水)【山域】奥美濃/神又谷
【ルート】池ノ又林道神又橋-神又谷-co750・3m滝-co590-co680尾根鞍部-co730-林道
【天候】晴れ
【同行者】単独

今日は奥美濃の神又谷を遡行してみる。岐阜県側から伝説の夜叉ヶ池へのアプローチ道路である池ノ又林道は7月下旬からリニューアル工事のため通行止。R303の坂内川上からの林道終点が神又谷分岐だ。
この谷を選んだのは、江美国境稜線の神又峰から長々と延びる谷は傾斜が緩やかで、大きな滝もない。私のような体力も沢経験も貧弱なナンチャッテ族にはお誂え向きと、勝手に判断したからである。

7:15
早朝の林道には誰もいない。先が通行止めとあればなおさらだ。分岐の神又橋を渡ったスペースに駐車。通行止めを知らずにやってきたワゴン車の主と会話。
おっと、もう8時過ぎ! 昨夜の雨粒を纏ったままの夏草に覆われた谷沿いの踏みわけ道へ突入。橋の下からすぐ谷へ降りても、少し先の大堰堤を越えないと前に進めないからだ。

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堰堤の上は浅い平流だが、雨のせいか水量は多め。左岸に林道があるはずだが、草に埋まっているので、そのまま沢の中を進む。
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次の堰堤を左から越える。そのまま右岸に移った林道跡を進んでみる。沢の中よりは歩きやすい。

8:50
気がつけば土倉岳からの谷との分岐。林道跡をそのまま進みそうになったが、気づいて右の本流へ。
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クモの巣のトラップがうるさい。木の枝を露払い(クモの巣払い)にして進む。水は足首まで。ところどころヒザあたりの深みもあるが。両岸からの木陰の中は涼しく、日差しが恋しいくらいだ。
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しかし、水流のジャブがジンワリと効いてくるのか体が重い。1時間おきに休んで給水。こんな調子ではとても予定通りには…と思いながらも、行ける所までは…と足を運ぶ。
「予定」とは、この谷上部から左岸の尾根を越えて中ツ又谷を下ろうというもの。数年前のTさんの周回レポの逆回りだ。時間と体力があれば県境尾根まで出てみることも念頭にはあったのだが…。
やがて貯木場かと思えるような倒木流木の溜まり場が。すり抜けて上流へ入ると、やっと両岸が狭まり、滝っぽい渓相に変ってくる。
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11:40
・903からの谷との二股を右へ。いくつかの滝を越え、谷の雰囲気は上流域。これならなんとか予定通り周回できそうかな?
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と思っていたら目の前に3mほどの滝。その上にも斜瀑が続いている。簡単に越えられる…と思ったのが間違い。右手の岩はホールドがありそうでない。水心近くは水の勢いが強くて近寄れない。左の岩盤もちょっと無理そう…。
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あと一歩上がれば簡単に越えられると思えるのだが、「滑ったら終わりやで!」という声に引っ張られる。決断できないまま数十分間の試行錯誤。時計を見れば12時を回っている。おっとー!タイムオーバーだ。
ひとまずランチタイムにして、午後の行動を考えましょう。
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滝の下の河原でいつものメニューを広げる。日差しが戻ると滝飛沫で濡れた体が温まる。頭は暑いくらいでタオルを被る。

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12:55
お腹が落ち着くと頭も冷静になるもんだ。GPSで確認すると、この滝を越えてもまだ先がある。ここからが核心部なんだろうが、残された時間はそんなにない。ここらが年貢の納め時~。ということで、撤退・下降を決断。
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ただし、このままピストンではなんの成果もないじゃないか(@_@。
検討課題にしていたミッションも視野に入れて沢を下っていく。
二つの沢は下流部で接近し、腰のクビレ状を呈している。標高差は100m前後。中ツ又谷へ回りこんだ場合、このクビレを乗り越して神又谷へ復帰できないか?と考えていた。

14:00
その逆になったが、一番タイトな部分と思われる地点まで下ってきた。なんの目印もないが、左岸急斜面の取付きに駆け上がった踏み跡らしい崩れがある。岩壁ならとても無理だが雑木のヤブなので木やササに掴まりながらゆっくり登る。
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40分かけてやっと尾根に。最低鞍部の少し東。さて、下りは…?と左寄りに鞍部まで下る。
こりゃ、あかんわ(>_<) 
下を覗きこんで即断念。地形図では4,50mの標高差だが、斜度がきつ過ぎるがな(@_@。

15:10
幸いというか、尾根上に踏み跡が続いている。中ツ又谷へ下るのは諦めて、この尾根を進んでみよう。
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とはいえ、この踏み跡がどこまで続くのか、何の保障もない。まだ3時前といっても、ヤブに突入したら時間はいくらあっても足りなくなるぞ…(@_@。
踏み跡は濃くなったり雑木のなかに消えたりしながらも尾根芯に続いているようだ。・747ピークを越え、比較的順調に最後のco730台地。ここからはいっそう踏み跡がハッキリし、まるで登山道だ。
しかし、それも最後のco710との鞍部までだった。尾根の左寄りにトラバースすればよかったのに、直登してしまいシャクナゲトラップの餌食に。右下は断崖なので落ちないように左へヘツル。最後はどうなるかと思ったが、下に見える池の俣川本流と林道に向かって斜面をズリ降りる。降り立った地点の50mほど先に通行止めのゲートが見えている。
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時計表示はジャスト17:00。今回も、悪運尽きず、闇下は免れた。
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車で着替えなどしていたら、雨粒がポタポタ! そしてたちまち土砂降りに!
なんとまあ、まだまだ悪運は尽きずってことなんだろうか(@_@;)


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by biwaco06 | 2017-08-06 15:19 | 美濃・奥越・湖北 | Trackback | Comments(0)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


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