美濃・奥越・湖北

【湖北・余呉】遠かりし上谷山~3度目の挑戦も頓挫

【日付】2017年6月19日(月)
【山域】湖北・余呉/尾羽梨林道~上谷山周辺

【ルート】尾羽梨林道-安蔵山林道分岐地点(駐車)8:20-尾羽梨林道終点手前10:10-支尾根10:30-上谷山南尾根jct13:45-・1059p-南尾根下降点14:40-16:35林道16:55-17:20駐車地
【天候】晴れ
【同行者】単独

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梅雨入り後も続く好天もついに最後みたい。週末は動けなかったが、天気予報に脅されて駆け込みで出かけることにした。
ちょっとだけ早起きしてワンコの世話など済ませ出発。
行き先は尾羽梨林道から調子良ければ上谷山をめざす。この辺りは滋賀、福井、岐阜の県境64kmの国有林が「緑の回廊」として保護されている。そのためケモノ道はあっても登山路はない。残雪の時季が「旬」なんだろうが、わざわざヤブを漕いでチャレンジする〝好き者〟もいる。
3年前に初めて林道から上谷山をめざしたがあと一歩で断念。昨年は林道終点まで行って引き返した。いずれも体調不良のリハビリ歩きだったのだが、今回は体調に不安はない…とは言い切れないが、まあ、どうなることやら(^_-)





いつも通り、木之本ICから菅並の北海道トンネルを抜ける。
丹生ダム建設が中止になって生き残ったせいか、この県道は以前より整備されているみたい。
それでも、田戸辺りからは落石も多い隘路であることに違いはない。
分岐から尾羽梨林道へ。昨年は尾羽梨ダムまでクルマが入れたが、今年はどうだろう? 
先月、軽4駆(パジェロミニ)に替えたので悪路も安心ではある。

難なくダムを越え、地形図上の安蔵山への林道分岐(実際は橋が落ちて進めない)へ。
上谷山西尾根から南に延びる長い尾根の終点だ。この尾根は登らないが、転回できないと困るのでここに駐車。

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8:20 
野鳥のサエズリを聴きながらゆっくり支度し、林道を歩きだす。
車を置いてよかった。すぐ土砂のデブリや崩壊地点が現れる。
被さる草ヤブの鬱陶しさも、ムシカリやコアジサイ、ヤマボウシの花がまぎらわせてくれる。
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3年前の尾根取り付き点を確認し先へ進む。ヤブヤブ、ドロンコの林道。やっと、二つ目の林道分岐。
この橋は落ちていないが、どこまで進めるんだろう? 
いつかここを詰めて左千方へ這い上がってみたいものだ。
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今日はさらに進んで林道終点から北西の谷筋の点線路に入ってみるつもり。
もちろん、「入れたら」の話ではあるが…。

10:20
一休み後、枝谷右岸の林道跡へ。行ける所まで…、とは思っていたが、数分進んだだけでヤブに掴まる。
谷を遡行すれば進めそうだが、沢装備ではないので無理。
丁寧に探せば林道跡なり踏み跡なりが発見できるかもしれないが、すでにそんな気力は失せている。
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それでも上谷山への「思い」は残る。ならば、西尾根につながるこの尾根を登れないか? 
標高差で500m足らず。傾斜もそんなにきつくなさそうだ。
そう思い出すとネガティブな発想は首をすくめる。なんだか簡単に登ってしまえそうな感覚になるから不思議…というより怖い!
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取付きの急斜面を登り尾根芯に出ると、ケモノ道か作業道のような薄い踏み跡が。
倒木や雑木の枝を避けながら、なかなか高度は稼げないが、モチベーションは下がらない。

12:20
いい加減イヤになったころ、ようやく平坦なコバ状(co930m)に出る。
いい感じのブナの林が広がる。時計を見ればとっくに正午を回っている。
遅めのランチにしてもいいのだが、西尾根の稜線までまだ標高差で100mもある。こんなところで道草して帰れなくなったら大変だ。
過去の忌まわしい記憶が蘇って、ややモチが下がり気味。
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そのまま進むと、やはり危惧が現実となる。
co970のトルネードブナを通過した辺りから雑木+ササ+サルトリイバラのトリプルバリケードが進路を阻む。
こうなれば雑念をシャットアウトし、匍匐前進あるのみ! 
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格闘の末、ようやく稜線に出た感じだが周りの様子は分らない。
ササの海の向こうに山影が望めるのが救いではある。
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13:45
前方に見覚えのあるピーク。上谷山手前のco1130ピークだろう。
ああ、前回もこの頂を眺めながらランチして引き返したなあ…(@_@。
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しかし、これを越えて上谷山まで行けば確実に闇下かビバーク(>_<)
即断念し、下りながら西尾根へ入ろう(キッパリ!)。
とはいっても、この舌状の台地は激ササヤブ。平坦地帯になると遅々として進まない。

14:40
西尾根を進み過ぎかけたが、早めに修正して無事南への尾根に載る。
ややルート探しが難しいが、さっきまでのササの荒波と比べればウソのような順路を下る。
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なんでこんなに時間がかかるんだろう? 
陸上100mで桐生選手は10秒だが、水泳の100mは1分近くかかる。激ヤブを泳ぐのは平坦登山路の数倍かかるってこと…なんだろう。

16:35
尾根の最後はガケマークになっているが、左寄りに下れば植林地。
可憐なササユリが1輪、疲れた老人を出迎えてくれた。
往路に確認した3年前の登山口だ。
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やれやれ、やっと安心してランチ?にできる。テーブル&イス代わりの岩に座って荷を解く。
担ぎ上げ、担ぎ降ろした弁当とアワワは格別にウマイ! 
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あとは来た林道をクルマまで引き返すだけ。

17:20 
駐車地点到着。
バースデイ前の独りお祝いの山でした。
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Commented by 宮指路 at 2017-06-25 11:11 x
謎のブナの木は「ここで引き返せ」という暗示だったのかな?
ヤブ激戦の後のビールは格別ですね~
Commented by biwaco06 at 2017-06-25 21:52
カモさん、ようこそ~♪
西尾根の・1059までは3年前に来てたので、そこまでいけば何とか…の思いがありました。
ケセラセラ~の「なんとかなる発想」が事故の元ってことは分かってるともりなんですが…(@_@;)
さすがに山中ではアワワのプルタブを抜けませんでしたワ(>_<)
Commented by yamaikitai at 2017-06-30 18:32
やっぱり、藪こぎこぎしてるんじゃないですか…(^_^;)
週末のシャワーのために体力を温存願いますよ〜😪
ではではまた👋
Commented by biwaco06 at 2017-06-30 20:39
土日は野暮用とヘタレで沈殿してましたが、好天は月曜日でオワリ!の予報に脅迫された感じで足が勝手に動きました(^_-)
ちょこっと林道歩きのつもりが、イロケをだしてドツボにはまりました(@_@;)
今度の日曜は怪しい天気ですが、さてどうなることか…(゜o゜)
by biwaco06 | 2017-06-23 18:40 | 美濃・奥越・湖北 | Trackback | Comments(4)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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