近郊の山

【三上山北尾根/妙光寺山】お試し山歩きは近所から

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【日付】2017年3月18日(土)
【山域】近江/三上山北尾根

【ルート】御池11:35~妙光寺山12:25~12:35ランチ13:30~田中山14:25~16:00野洲中学校~16:35駐車地
【天候】晴れ
【同行者】単独


昨年の大晦日に「山納め」したら、ホントに山とは疎遠になってしまった。
これには健康上の理由があって、決して本意ではないのだ。それで今年になって初めての山歩きが今日になってしまった。
いきなり1000m以上の雪山に行くわけにはいかない。持病もさることながら、こんだけ長期間、ワンコの散歩くらいしか足を使わなかったんだから、加齢なる体力減退にとどまらない衰退を考えると、やや自信がない。
とりあえず、どの程度ならどんな具合にどうなんだ?と確かめてみる体力確認登山である。





何とかお天気も持ちそうなので、「さて行ってみるか」とクルマを出したのはもうお昼前。
コンビニで弁当と飲み物を買い、登り口がありそうな山裾へ入り込む。
「近江富士」の名で知られる三上山…ではない。その尾根つづきの北隣の山。「妙光寺山」という。
標高はたった267mしかない(しかも三角点もない!)のだけれど、国土地理院の基本地形図にもシッカリその名が記載されている由緒正しい霊峰なのだ。

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国道8号の「来来亭」の横から山手に入ると、きれいな水を湛えた人工湖(「御池」というらしい)沿いに林道(参詣路)が延びる。
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道沿いに何体もの地蔵尊が出迎えてくれる。3体、6体…、ヨダレ掛けや帽子を被ったお地蔵さんたち。
やはり弱味を抱えていると神仏にすがりたくなるものだ。「無事に歩けますように…」などと、お供えもしないくせに勝手な願いごとだけは忘れない。

右手に三上山を見上げながら進むと、なんと歌声が聞こえてくる。
「は~るがきた は~るがきた どこにきた~」
女性二重唱。天使か観音様か…、さてはお参りした地蔵尊の御利益か…?
下ってきたのは三輪車にまたがった女児と祖母と思われる女性。
「こんにちは」祖母に促されて女児があいさつをくれた。
「こんにちは。おばあちゃんと一緒に三輪車でお山に行ってきたの?すごいなあ」
手にヤブツバキの花を握っている。花と蕾が2,3輪。
「なんというお花かな?」
「つ…ツミキ」
「おっしーなあ」
「ツバキってゆうんよ」と祖母。
「これ、まださいてないの…」蕾を指差して女児。
「そうやなー。おうちで水を吸わせてあげたら、きっと咲くよ」

地蔵尊のおかげか、幸先のいい嬉しい出会いがあったのだ。

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その先で広い参道は終わり、出世不動明神の石段を登ると小さな境内に寺坊。
庫裡の奥の岩に刻まれた不動明王が鎮座おわしますそうな…が、それは後で知ったため、リアルではスルー。
左手の踏みわけ道から妙光山へ。
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風化した花崗岩のザレた斜面。マツや灌木の隙間に登山路が切ってある。
有り難い御託宣が書かれたプレートを読みながらゆっくりと。
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振り返ればすぐ隣の三上山が追ってくる。野洲や守山市の市街地も一望。
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稜線の出合から三上山北縦走路を左へ進むと妙光山。山頂は木立ちで見晴らしは乏しい。
すぐ引き返し、先ほどの分岐を尾根に沿って直進。

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東光山を越えた辺りでランチにする。やや霞みがちになってきたが風もなく暖かい。
風化した花崗岩のザレ山でマツや灌木が多いため、明るい林相。
初夏や秋にはハイカーも多いようだけど、食事中に通過したのは中年の2人連れ1組だけ。
見下ろした大岩の上で昼寝している男性が1名。
あとは眼下の希望ヶ丘公園から聞こえてくるアナウンスの声とカラスの鳴き声がこだましあうのどかさである。

1時間ほどで腰を上げ、この先の分岐から田中山への縦走路へ進む。
ここからは未踏なのでちょっと興味がわく。
いったん下って舗装の車道へ。
あれ? どっちかな…。
地図を見ると少し下ったところから登山路が引いてある。その通り、入り口発見。

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田中山の山頂は三角点標の工事でもした跡なのか、やや荒れたままだ。
隣の三上山にもない三等三角点▲292.8(小篠原)の石柱が鎮座している。
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尾根伝いに北西へ下って登り返すと相場振山(旗振山)。
明治のころまで、大阪で決まるコメ相場を山頂からノロシと手旗信号のリレーで伝えていたというから、情報化時代の昨今では考えられないアナログのレガシーではないか!
確かに山頂には旗振り役が登ったであろう巨石があり、踏ん張った足跡?かとも思える痕跡まで残っている。

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co250m辺りの石に金属標が打ち込んである。
「3級基準点 滋賀県」の表示。
上を送電線が通っているけど、関係あるのかどうか…?
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次の分岐を左へとり送電線の巡視路を下ると、墓地へ出て、右へ進むと野洲中学校。
やれやれ、思ったより駐車地から離れてしまった。国道8号へ出て、歩道をトボトボと歩くしかない。

ランチ休憩含め5時間ほどの山と平地歩き。鼓動はやや慌てているようだけど、そんなに違和感はない。
さて、二次試験へ進めるかどうか…(?_?)
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Commented at 2017-04-11 20:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 武くん at 2017-04-11 20:59 x
久しぶりにアップされたら、これまたランチがヘビーな………。
街の食堂でも、私も最近は注文しない組み合わせです。
お元気で何より。
仇も情けも我が身より出る………。わたしなんぞ、その域にたどり着くころは、身から出た真っ赤のサビになっていると思います…。
Commented by biwaco06 at 2017-04-12 17:50
武くん~
コメントありがとさん(^^♪
いつ更新するかもしれぬ廃屋へようこそ。
持病のほうは、なんとか今はおとなしくしてくれております。
こんなお弁当はお好みじゃない? まあ、たしかに和洋中のゴッタ混ぜ混ぜ油地獄みたいなもんですから…(゜o゜)
ありがた~いお言葉、ほかにもいろいろありました。
「辛抱は物事成就の元」「強健な心の矢は石にも立つ」だなんて、なんだか心が折れそう…(@_@。

by biwaco06 | 2017-04-11 17:12 | 近郊の山 | Trackback | Comments(3)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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