鈴鹿

【鈴鹿/霊仙】ソノドから県境尾根へ迷い回り旅

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【日付】2016年10月30日(日)
【山域】鈴鹿/時山~ソノド~県境尾根

【天候】晴れ
【同行】単独
【ルート】時山7:25~高塚山8:54~・596コル9:20~10:35ソノド11:05~幾里林道~12:05林道三差路12:50~・872県境尾根合流13:45~・736/14:35~・746/15:05~・634/16:15~薮谷橋17:00~17:35駐車地

鈴鹿の最北端、霊仙山の東に「ソノド」なるピーク925.8がある。霊仙山には登っても、敢えてこんな尾根まで足を伸ばす人は少なく、メジャールートとは言い難いけれど、市販登山地図にも赤点線でルートが引いてある。ネットの投稿サイトにもレポが上っている。日は短くなったが黄葉のいまの時季がいちばん歩きやすいかもしれない。
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なんで?と思うような名前の山名、地名がよくある。「ソノド」もその一つ。しかし、測量の三角点名は「ソノドヲ」となっている。点名は漢字のものが大半なのでどんな字なのか興味がわく。園堂、其ノ洞、曽野道…みんな違う気がする。麓に廃村「五僧」がある。その昔、山中に修行僧の僧坊でもあったとして「僧ノ堂」からというのはどうだろう。何の根拠もない妄想だけど…。






登山口の時山(大垣市)へは名神高速関ヶ原IC経由で。思ったより早く着く。
幾利(里)林道分岐まで延びる尾根尻の送電鉄塔下に駐車スペースがある。鉄塔を潜ってかなり急斜面を踏み跡と尾根芯を外さないよう登る。

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後方の烏帽子岳の左から差し込む朝日が暖かい。薮谷と幾里谷に挟まれた尾根は、地形図では広葉樹主体の植生。やたら多いクリの枯れイガを踏みつけながらクヌギ林を登りきると左手にシカ除けネットが現れ、やがて高塚山・730に到着。ネット越しに南北に連なる霊仙山の尾根、手前の県境尾根が一望。
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ソノドへは・596のコルまで、シロモジやブナ、クヌギの林間を緩やかに下る。鮮やかな黄色に染まるシロモジもまだ青い葉をつけたまま。時期が早いのか、それとも今年はダメなのか…。
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コルからは長い登り返し。時に急斜面にもなるが、紅葉や遠くに霞む山を眺めながらマイペースで。
かすかに姿が判別できる御嶽。噴火の煙か雲なのか…?
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足元のキノコはクリタケ? シメジ太くしたような茶色のキノコ。でも判別はできないので写真だけ撮っておく。
イワウチワ(イワカガミ?)の艶々した葉が輝く。初夏に花をつける準備だ。雪解けのころにも来てみたくなる。

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掘割状の道型を登りきると右手に台地広場が。ここが反射板跡地なんだろう。
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さて、山頂は? 危なく見落として先に進んでしまいそうになる。三角点標柱は見つけたが、山名の表示プレートはない。
樹木が邪魔をして眺望もイマイチなので先に進む。次のターゲットは「鹿遊び」。幾里山とも呼ばれる地形図の・908mのところ。ちなみに、測量点の「幾利」は幾里谷を隔てた東側の△760.3だからややこしい。
標高差で120m下って100m登り返す…といってもそんなにダメージ感はない。しかし、平坦になり左に霊仙の見晴らしを楽しみながらシカ除けネットに沿って進むと、だんだんヤブっぽくなってくる。そういえば投稿レポにもそんな記述があった。
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他のレポによれば幾里山のすぐ下あたりまで林道が伸びているらしい。尾根筋がダメなら林道に降りようか…。と思いながらサルトリイバラをかいくぐってコルまで。
見上げる幾里山のポコはそんなに威圧感はないヤブ山。下を見れば林道の一部が目に入る。時間も心配だし、やはり越えるより林道から先へ進もう。
コルからヒノキの植林地へトラバース気味に。これが失敗。そのまま直降すればよかったのに、若木の植林トラップに引っ掛かる。暗渠のような密集地をなんとか潜り抜け、林道に降り立つが、背中の中まで枯葉や枯れ枝のクズを浴びてしまった。

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林道を歩いて薮谷峠をいつの間にか過ぎ、谷山からの尾根が飛び出してきた三差路に。ちょうど腰掛けるのにいいU字溝の一片が転がっている。北側の眺望がいい。伊吹山は目の前。遠く白山も拝める。ランチにして、午後のルートを考えましょう。
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もう1時前だ。谷山△992.8は見上げるだけにして、三差路の左の林道を進む。登ってきた尾根から薮谷を回り込む形。地形図にある実線の林道は・872の下(東)まで続いている。

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終点から踏み跡を進むとシカ除けネットに阻まれる。どっか潜れるやろ…と沿って下る。
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だんだん急傾斜になり、ちょっとヘン?と気がつく。谷に向かってるがな(>_<)
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ネットに沿って・872まで登り返し、ネットを乗り越える。尾根筋はヤブも下草もない林床。・794に14時。・736に14:35。調子いいぞ! さらに頑張って・746に15:05。
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しかし、この間、緩慢なアップダウンの繰り返しでちっとも高度は下がっていない。でも、ここまでくればなんとか闇下は免れるやろ…と一安心。その気の緩みか頭の疲労か、この後、第2、第3のコースアウトが待っていた。
①co750のjctピークからの下りで東の枝谷への尾根に外れる。
②・634のあとco500あたりまで薮谷へ向かう。
まあ、いずれも異変に気付きGPSのおかげで修正復帰できたのだが、一時は人生3度目のビバークか!と覚悟までさせられた。

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尾根尻の送電鉄塔が見えた時は心底ホッと安堵のタメ息。巡視路を下りジャスト17時に県道に降り立つ。
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闇が迫る時山の集落には人っ子一人見えない。ヘッデンを引っ張り出すこともなく、30分かけて車に辿りついた。
やれやれ…(@_@。


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by biwaco06 | 2016-10-30 20:31 | 鈴鹿 | Trackback | Comments(0)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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