【山域】湖北/金糞岳1317m
【ルート】R303浅又~北尾根~金糞岳(予定)
【天候】曇り
【同行】単独
♪なごり雪も 降るとき知り
ふざけすぎた 季節の後で
いま 春が来て キミは…
3月にツキが替わったとたん、「おっ待たせしました~!なんせ、冷たいんが品不足でして…」。これで我慢してくれとばかりに、夜が明けるとあたり一面銀世界やおまへんか!
今季の最長積雪がこの時期にくるとは、店仕舞い前のの決算大処分市ってこと?
雪の後は春の高気圧がやって来て一気に気温アップだという。せっかくのプレゼントもいつまでその姿のまんまでいられるのか…。
♪去年よりきっと、きれいになった…
はずのキミに逢いに行かなくちゃ(@_@。
ちょっと頑張って、5時前に家を出る。
R303の杉野辺りまで来ると路肩や田畑が白くなる。八草、川上、二つのトンネルを抜けて右手の鳥越林道へ。
今日の目標の山は金糞岳。山頂から北に延びる長大な尾根を詰めるのだ。
ま、目標は高く持つのはいいことだ。でも、ケイサンを間違えるととんでもないことになる。(こともある…)
じつはこの北尾根は5年前に体験がある。今回はちょっとアレンジしたルート取りを考えたのだが…。
考えると気持ちが萎えるので、右手の小さな谷に沿って尾根に取り付くつもり。
背負っている寄り無用の長物にならないよう足に付けたほうが賢明だろう。
沢を渡って左手の枝尾根に乗り換えたりで、いきなりのアルバイトに心臓が…(゜o゜)
ササや灌木の枝を漕ぎながらの登高は息を切らす。北尾根のco820mに辿りついたのは11時前になってしまった。歩き始めて4時間近くも掛っている。
山頂に続く尾根を眺めるが、遠くガスに霞んでいる。この時点で一気にモチベーションはダウンし、山頂制覇は断念。(-。-)y-゜゜゜
ピークを2つほど越えて時計を見ればもう12時を回っている。体調も限界、シャリバテ気味ってことで、下れそうな尾根の頭まで行ってからランチタイムに。
ところが…、箸、はし、ハシ~がない(@_@;)
よくあるハプニングだが、なんでこんな日に…(゜o゜)
でも慌てない。歩くには邪魔な雑木も役立つ場面もあるのだ。ポキンと折って箸がわりに。
いつも温かく(?)迎えてくれる周囲の山並みを眺めながら至福のひとときを過ごすのだった。
13:30 あとは下るだけ。スノーシューは背負い、壺足で初めはヤブっぽい尾根(・702)をずり落ちていく。途中には立派なブナ林もあり、この尾根も捨てたものではないけれど。
16:00 駐車地
by biwaco06
| 2016-03-05 00:52
| 美濃・奥越・湖北
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