鈴鹿

雪も花もない藤原岳へリハビリ山行

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【日程】2016年1月14日(木)
【山域】鈴鹿
【ルート】廃村茨川~治田峠~藤原岳~西尾根~茨川
【天候】晴れ
【同行】単独

この歳(どの歳?)になるとカラダの異変はイタチゴッコみたいなもん。あちこちが替わりばんこにアラームを鳴らす。それに一喜一憂してたら精神衛生上もよくないので、今のうちにやりたいことをやっておこう。
というわけでもないのですが、今年2回目の低山歩き。暖冬のおかげ?で、鈴鹿も比良も積雪がない。晩秋の山が今楽しめる。
この日は近江側から藤原岳へ。いまごろ藤原岳へ行っても福寿草もシャクナゲもない。新緑も紅葉もなければ、その替わりの新雪もないのだから、いったい何が目的で?と言われても答えようがない。(@_@。

それでも、雪のかけらもない茨川林道を廃村茨川の入り口まで。林道は茶屋川に阻まれここで行止まりだ。今日は川向うのイセ谷を治田(はった)峠へ向かい、県境尾根から藤原岳をめざす。いつもは茶屋川を遡行して、真の谷から藤原か御池をめざすので、このルートは初めてなのだ。





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峠へは林道か登山路が延びていると思ったら大違い。一応道型や踏み跡はあるものの、斜面崩壊や倒木であちこちが壊れている。右岸、左岸へと跳び渡り、斜面を巻いたりしながら、最後は左手の急斜面を九十九折りに登りきると治田峠だ。
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県境稜線から眺める伊勢湾方面は朝の光りに輝いている。平日のため四日市のコンビナートの大煙突からは白い煙がモクモク。勤勉な日本国民のみなさんはお仕事中なのだ…、と思うと、なんだか申し訳けない気持ちにもなる。

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稜線はアップダウンはあっても荒れた沢筋と違い歩きやすい。心配していた息切れも大したことはない。すぐに「迷い尾根」の標示プレート。確かに広い台地状でどっちにでも進めそうだ。プレートによれば左は茨川方面、右に大きく回り込めば青川峡へ下る。県境稜線はやや右寄りに下り気味に尾根を辿る。
標示とピンクリボンに従えば迷うことはないのだろうが、それでも迷うのは人生と同じ。分ってるつもりが人の道を外すことも多々あることなんだろう。
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天狗岩や藤原岳の眺望を楽しみながら進み孫太尾根.・965ピークの下の分岐へ。「山腹をまく」とあるので従う。苦手な急斜面のトラバース道だ。単独の時は特に慎重に。
どうやら下部を巻きすぎたようで、蛇谷の源頭部のガレの縁を登っている。こりゃあかんわ(@_@。修正して急斜面を攀じ登り稜線に。
ここからも標高差150mの急な尾根だ。上部になるほど岩尾根に。正午を回ってしまいお腹もすいてきたが、もう少し。アンパンと飲料でゴマカシながら最後の踏ん張りだ。

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岩がゴロゴロのピークは展望丘の南端。小野田セメントの石柱が立っている。「ここは俺んちのもん!」との意思表示なんだろう。

目の前の展望丘へ進む。と、なんと大貝戸方面から山頂をめざす人影を発見! こんな平日の雪のない冬場なのに…との思いより、その風態がF氏にソックリだったのだ。思わず声をかけようとして、思い留まる。F氏は数年前に沢で大ケガをしてから山は禁足しているはずである。しかし私はこれまで、何回となく山で想定外の出会いを経験している。「赤い糸で結ばれたF氏となら、ここで遭遇しても不思議ではない…」
その思いは展望丘まで来て、やはり妄想だったことが判明。まったく知らない男性であった。

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藤原山荘まで足を延ばして昼飯にしようかな…と下りかけて、谷間の向こうに見える山荘がいやに遠く感じる。
風も弱く、日差しもある。暗い家の中より、ここらで眺望と一緒にランチしたほうが…、と座り心地のよさそうな石を見つけて店開き。
久しぶりの山鍋ランチだ。
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<本日のメニュー>
・スタミナ煮込みラーメン(レシピ) 
 マルちゃん正麺(醤油味)1袋、豚バラ少量パック80g、キャベツざく切り、モヤシ、青ネギ小口切り適量
・食前酒 サッポロ「麦とホップ」1缶
・食後ドリンク AGF「まろやかブレンディ」

 1000mちょっとの鈴鹿とはいえ1月中旬に融け残りのカケラ程度の雪しかない山頂とは、いくら暖冬とか温暖化とは言っても異常過ぎる。この反動はいつかやってくるのかもしれない。4月になっても大雪が続く…なんてことだって、ないとはいえない。

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 気が付いたらもう13時半。下山は西尾根から。ランチ場から稜線へ戻ると、西尾根取り付きはピンクテープが案内してくれる。見通しのきく尾根芯を快調に下り、・893から下部の急斜面をクリアすると茶屋川と蛇谷の分岐に降り立つ。ちょうど1時間。
 茶屋川の流れに沿って河原をさらに1時間下ると廃村茨川。名大小屋の青い屋根が見えてくる。このあたり、紅葉の季節が一番のオシなんですが、昨秋は行けなかった。今年はテント泊でもしてみようかな?

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 車に15時半。いい時刻だ。水溜りだらけの林道を時速20㎞で引き返す。永源寺の人里近くになると携帯の着信音が連続して鳴りはじめた。リアルな世間に引き戻された一瞬である。


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by biwaco06 | 2016-01-15 00:04 | 鈴鹿 | Trackback | Comments(0)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


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