両白・北陸・飛騨

「まぼろしの大垂」目当てに歩いてみれば、荒島岳の新設ルートでした(^^♪

c0097754_16162841.jpg【 日 付 】2014年7月6日(日)
【 山 域 】両白山地/荒島岳(新・下山コース) 
【メンバー】ひとり
【 天 候 】曇り
【 ルート 】越前下山駅登山口8:30-荒島岳東尾根-・1312P-12:20荒島岳13:00-15:40下山登山口

白山への1泊山行がお天気のせいで中止になった。結局、6月は一度も山に入らなかった。もう足のナマリ具合も限界に近い。このままでは2週間後の南ア縦走にも赤信号が灯りそう。せめて日曜日だけでも…と、ネットの天気予報を睨みながら行き先を考える。

荒島岳-言わずと知れた深田「百名山」である。こんな有名すぎる山は私には眩しすぎて、R158から見上げながら、ついつい敬遠してきたのである。
地図画面を見ていて目に留まったのが「まぼろしの大垂」。九頭竜川の支流、荒島谷川に懸かる滝である。これ、見に行こう! たいした理由もなくそう決めた。

しかし、なんだかアプローチがしんどそうだ。地形図には右岸の尾根から谷へ下る登山路が記載されているが、ネットの記録を探すと、登山口への林道は10年以上前に崩壊して通行止めらしい。他に登山路らしいものも見当たらない。(じつは隣の尾根に2012年に新しい登山路がつけられていたのだが…)
とにかく現地を見てから考えよう…と、早起きして高速に乗る。休日5割offは6月で終了、3割offで出費が痛い(-"-)





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▲ガスに覆われた荒島岳(@大野市街)

福井ICからR158で大野へ。さらに荒島表登山口の勝原を通り過ぎて九頭竜川沿いの国道をスノーシェードを潜りながら進む。
九頭竜温泉「平成の湯」の少し先にJR越美北線下山駅のガード。右の橋を渡ると下山駅だ。
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▲石段を登れば登山口の避難所
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駅への登り口に「荒島岳登山マップ しもやまコース」のイラスト看板が立っている。どれどれ…。「延長4.6km 上級者コース」だって!ヤバイなあ(@_@;)
ところで、どこが登山口? 畑仕事の古老に聞いて取り付き点がわかった。車は駅のそばの広場に置かせてもらう。
集落避難所の建物の横から登山路へ。ところどころ「山頂⇔登山口」の案内プレートが立つ。これを辿れば間違いなく山頂へ導かれるのだろう。が、「まぼろしの大垂」はどこ…?
位置関係がアヤフヤなんですが、地図で確認するのが面倒でそのまま進む。(このへんが致命的いい加減…)

結論的にはこの登山路は2012年に荒島谷川左岸の尾根に開設された新・下山コース。したがって「まぼろしの大垂」はやはりマボロシに終わったのでした。今回は(>_<)

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▲ブナの尾根道
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▲九頭竜川を見下ろす
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▲キイチゴ
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▲あ~あ、まだ1/4か(@_@;)
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▲岩場には真新しいクサリが!
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▲ご丁寧な注意プレート
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あ~あ、やっと半分来た(@_@;)

植林帯は最下部だけ。ブナの斜面を・598pまで登ると平坦な尾根道に。赤く熟したキイチゴを3粒頂く。甘い~♪ あとは鳥さんに残しておきます。
標高700m辺りから傾斜がきつくなる。30mmくらいの太いロープが取り付けてあるので助かる。
岩場にはまっさらのクサリも張ってある。
co1230mの東稜線に出てやっと傾斜が緩やかになる。ガスで眺望は効かないが、足元の花たちを楽しめる。

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▲ササユリ
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▲アザミ
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▲カラマツソウ
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▲コアジサイ
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▲オカトラノオ
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▲サンカヨウの実
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▲ニッコウキスゲ

ササユリとアザミ、カラマツソウにコアジサイ、オカトラノオも白い花だ。
この美味しそうな実はなに?後で調べたらサンカヨウの実だって。食べても大丈夫らしいが、さてお味は?
ニッコウキスゲは濃い黄色で存在感あり。
もう少しすれば百花繚乱状態なのかも? 
雪や雨が多いと花の種類も多い。花が多いと虫も多い。虫が多いと鳥や小動物も繁殖…自然界の連鎖を思う。

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▲おなじみの助六寿司弁当
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▲ガスの山頂

山頂まで4時間ほど。下の案内板のタイムとほぼ同じだ。
こんな天気でも山頂には10人ほどの若者(学生?)グループに、中高年の登山者が3,4人。
まったく眺望がきかない。晴れておれば白山や北陸の山が堪能できるのに…。長居してもしかたないので早々に下山とする。(-"-)

山頂からの登山路は小荒島へのコルに下る道と新・下山コースの2本だけで、地形図にある「まぼろしの大垂」へ下る破線ルートの取り付きが見当たらない。学生集団の引率者らしい男性に聞くが要領を得ない。
すっかりモチベーションが衰退、今回は無理(無茶?)せず、素直に来た道を引き返すことにする。

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▲急斜面では助かるロープ

この道、ヤブもなく、迷うこともないのはいいのだが、刈り取られたササの根元がまだ元気で歩きにくい。
急斜面の下りはロープにつかまって懸垂下降。登りには無用と思われたロープも足元が濡れて滑る斜面の下りにはありがたい。
登山口の避難所に3時35分。下りタイムも案内板どおりだった。

さて、このままだと当初の目的は半分しか達成できてない。国道をもう少し進み荒島橋を渡って旧登山路への林道状況を確認に行く。

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▲中央に旧登山路の入り口が

公園の先に鉄パイプの車止めがある。日曜日は工事車も来ないので入らせてもらう。道幅は狭いがきれいな舗装道路。思ったより長い九十九折れの道をどんどん上がる。崩壊箇所は修復されているが左の斜面上部に雪崩防止の柵を取り付ける工事中のようだ。
その先で林道終点。数台が駐車可能な広場になっている。最奥に登山路入口。廃道とは思えないはっきりとした取り付き口だ。問題はピークから後の状態かな。

ところで、もうひとつのルートがある。
集落の先のヘアピンカーブの橋を渡って右へ進む林道が荒島谷川左岸を「まぼろしの大垂」近くまで伸びているという情報を見た。
この道、進みかけたが一般車ではとても通れそうな状態ではない。車はダメでも歩いてでも行けたら、時間と体力の大きな節約にはなる。

やはり二つ目の目的は宿題として残ってしまったが、攻略の手がかりはゲットできたみたい。
さて、「まぼろしの大垂」に出会えのはいつのことなんのだろう…。(?_?)


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Commented by kitayama-walk at 2014-07-15 01:16
おお、一気に3つもレポが上がりましたね。ご苦労様です。
 荒島岳の新下山ルートは最近開拓されたみたいですね。これで主たるルートは4つできました。勝原コース、中出コース、佐開コースと新下山コース。この4つがしゃくなげ平で交差していますね。ということで、この4つのルートを一気に全部歩いてやろうと思い、7/13に予定していたところ、雨模様であえなく中止となりました。前日の7/12なら登れたのにと恨めしいことを言っています(この日はお仕事でダメでした)。でも、この計画はいつか実現してやろうと思っています。
Commented by biwaco06 at 2014-07-15 16:13
さっそくのコメントありがとうございまず。廃墟ブログのリフォームを急いでるのですが、なかなかはかどりません。いっそもう新築移転のほうが早いのではとも思うのですが、長く住みなれた住処は捨てがたく…(-。-)y-゜゜゜
1日で荒島岳4コースの完歩ですか(@_@;) そんな離れ業ができるのはkitayamaさんくらいなもんでしょう。それより、「まぼろしの大垂」を見に旧下山コースから攻めてみたい気がします。(いまやマボロシの第5列!)
Commented by kitayama-walk at 2014-07-27 01:25
 その破天荒な4コース踏破を本日やってきました。今日は酷暑気温もぐんぐん上昇の中、まさに狂気の沙汰としか思えないのですが、やってきました。佐開登山口からシャクナゲ平までの登りが最もしんどかったです。新下山モースは3時間ほどで登りました。
Commented by biwaco06 at 2014-07-30 21:52
kitayamaタフマンさん~
心底からご一緒せんでよかった!と思いした。(@_@;) 行ってたらたぶん佐開からの登りが生死のサカイになってたんでは…(?_?)
ぜひからだに優しく美味しいプランにお誘いくださいマセ~<m(__)m>
Commented by kitayama-walk at 2014-08-17 13:09
biwacoさん 山レポをもう一度読んだら、旧下山コースが廃道になっていて、新下山コースが開設されたことを知らなかったようですね。新ルートは2014年版の登山地図から載っています。私も、早く山レポアップしないと記憶が薄れてしまいます。この週末は天候不順で山に行けないため、山レポ作成に勤しんでいます。
by biwaco06 | 2014-07-14 13:06 | 両白・北陸・飛騨 | Trackback | Comments(5)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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