鈴鹿

新緑の伊勢尾~シャクナゲのT字尾根

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       ▲テーブルランドを背景にT字尾根のシャクナゲ

【 日 付 】2013年5月12日(日)
【 山 域 】鈴鹿/鈴北岳~御池テーブルランド 

【メンバー】くま、村木、MSさん、biwaco
【 天 候 】快晴、微風
c0097754_22104390.jpg【 ルート 】御池橋7:40~伊勢尾~ヒルコバ~鈴北岳~西のボタンブチ~11:25昼食12:25~風池~丸山~奥の平山~テーブル下降点~T字尾根交点~16:20御池橋

 「鈴北へ伊勢尾から行ってみたいんだけど…」とくまちゃんから。鞍掛峠の通行止めで三重県側からの御池岳は入りにくくなったままだ。R421からの御池林道も崩壊地もまだ開通してないやろなあ…。ちょっと調べてみますね。
 1週間前に御池林道を見に行く。小又谷分岐の駐車場は10台ほどの車で賑やかだ。林道を歩く登山者や釣り師もちらほら。落石が散らばる林道をそのまま登っていく。何カ所かの路肩崩壊地の修復は終わっている。最大の崩壊は御池橋近く。山側法面が崩れたままだが、通行止めゲートは路肩に除けてあり、なんとか通過はできる。工事看板を見ると工事期間は6月14日までとある。崩壊斜面を固める作業が残っているんだろうか。

 というわけで、当日は御池林道から入ることになった。





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 早朝の布引街道を永源寺へ。昨日の雨は夕刻には上がって朝から快晴の山日和。濃霧が漂う永源寺ダム湖に思わず車を停めてシャッターを切る。政所への入り口に見慣れた車が停まっている。携帯を耳に当てながら運転席から降りてきたのはくまちゃん。おやおや、早すぎるがな。聞けばMSさんとの待ち合わせの日枝神社の場所が分からないとのこと。
 駐車スペース確保のため先行。林道の路面や崩壊箇所は先週よりきれいになっている。御池橋北詰の駐車スペースには先着車が2台。準備中の釣りの若者にちょっと詰めてもらう。間もなくやってきたくまちゃん号はガードレールの隙間に収納。

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 ゴロ谷の上流を望むとこれから登る伊勢尾と御池岳が輝いている。河原に降りて谷の分岐から伊勢尾に取り付く。奈良からやってきたMSさんは鈴北岳は初めて。他の二人も伊勢尾からは初めてという。やはり三重県側からはアプローチが遠いルートなんだろう。
 ・806pまでの斜面は歩き始めということもあってシンドイ。それでもヤブもなく30分ほどで到着。一休み。ここからは緩やかな尾根歩きだ。ブナやミズナラ、シロモジ、カエデなどの新緑カーテンから差し込む朝陽が眩しい。右手には御池岳のテーブル台地が横たわる。前方には特徴ある鈴ヶ岳が見え隠れ。暗い植林に覆われた左側斜面とは対照的だ。
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 ・894から尾根はやや右寄りに折れる。目の前の鈴ヶ岳が目印だから迷うことはない。アザミ谷源頭部を睨みながら高度を上げ、co970くらいから右へトラバースしてヒルコバへ。もう少し早めにトラバに入ったほうが斜度が緩かったかも?
 鈴ヶ岳との鞍部のヒルコバは名前が悪いが明るい広場。御池谷から吹き上げる風が冷たい。

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 一休みしてから鈴北岳への急斜面に取り付く。それもco1120までで、あとは目の前の鈴北岳に向けての高原散歩道だ。
 雨上がりのモヤも晴れて思ったより眺望がきく。霊仙の右に伊吹山。その右後方にはその名のとおり真っ白な白山が大きい。もっと右へ振ると乗鞍~御嶽の白いピーク。その奥には北アルプスの稜線も。中央アルプスの山並みも見える。さすがに富士山は拝めなかったが…。
 鈴北の山頂からは日本庭園や丸山などが一望。鞍掛尾根から登山者が次々にやってくる。カラフルなファッションの若者グループに聞くと鞍掛トンネル西口駐車場からという。R306(鞍掛峠)は滋賀県側からはトンネル入り口まで通行可なのだった。

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 まずは元池へ行ってみよう。標示板の矢印はちょっと違う方向を示してる。・1165方面への踏み跡を辿ると丘の上の池が現れる。水深はほんの10㎝ほど。湧き水でもあるんだろうか? カエルの卵を探してみるが見当たらない。すでに変身して跳び去ったのか?
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 さてどっちへ向かいますか? MSさんにテーブルランドを味わってもらおうと、西のボタンブチへ。踏み跡を少し外れてテーブルの縁へ向かうと、「あっ!咲いてる」。見ればキクサキイチゲの淡いパープルカラーの花びら。よく見ればあちこちに花を開いてる。白いニリンソウやヒトリシズカも。バイケイソウの葉ぶりは傍若無人だ。
 花を踏まないように気をつけながらテーブルランドの縁へ。「西のボタンブチ」とか「夕陽のテラス」とか、勝手な名前がつけてあるが、以前には見たプレートも取り外されたのか見当たらない。
 見下ろせば、歩いてきた伊勢尾の先には御池橋に停めた車が見下ろせる。T字尾根や天狗堂、綿向山から雨乞、御在所、釈迦、竜ヶ岳と続く鈴鹿の名峰の連なりも一望できる。さすが夕陽のテラスではある。まだ昼飯前ではあるけれど…。

 ・1182を越えたあたりでランチにします。時間はタップリ。各自それぞれのお好みメニューを戴く。biwa爺は助六寿司+アワワセット。ゾウさんボトルのお湯でコーヒーも戴く。朝が早かったMSちゃんはちょっとお昼寝。くまちゃんの自家製サラダ麺も美味しそうだ。村木さんだけガスを焚いてカップ麺を啜っている。
 
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 1時間のランチタイム後、テーブル縁にそってトラバ気味に進み、ドンピシャで風池に出る。ここも涸れそうで涸れない池だ。水の中には孵化したばかりのオタマジャクシがウヨウヨ。何というカエルになるんだろう?
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 丸山へ行こうと思ったが池の上へ出るとすぐボタンブチが目に入る。あっちへ先に行きますか。まずは天狗の鼻。続いてボタンブチ。さすがに鈴鹿の名所だ、登山者で賑わっている。
 眺望を楽しんでから丸山へ向かう。と、上から下りてきた10数人の女性グループがいきなり蜘蛛の子を散らすようにはじけた。なんだ、なんだ? 花の写真でも撮りに…? と思ったのは勘違い。花は花でも「お花摘み」行動のようだ。それにしても、木陰もなく起伏も乏しいこんなところで…。「みんなで×××ば、怖くない」ってヤツか? 恐るべし、おばちゃんパワーである。(@_@;)

 丸山はいつものように標柱が立っているだけの山頂。鈴鹿最高峰とはいえ、三角点もない。ここより低い土倉岳や頭陀ヶ平には三角点が設けられているのに…。記念写真だけ撮って奥の平山へ。そのまま南東へ下って深い池の傍へ。この池の名前は? 諸説あったが帰ってから確認するとどうやら東池のようだ。
 青のドリーネを越えてT字尾根への下り口を探す。遭難事故が相次いだせいか昨年、土倉への下り口にはプレートが設置されていた。T字尾根の下降点も以前は立ち木にリボン程度だったと思うが、プレートが設けられてるかも? 念のためくまちゃんが探しに行く。「あったよー! 立派な看板(^^)/」
 ここでティータイム14:10~30。

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 急斜面をやや右寄りに下って行き尾根に乗れば一本道だ。・957ピークを越えれば石楠花尾根。咲いてるかな? と目を凝らすとポツポツと淡いピンクのシャクナゲの花が目に入る。あれ、あそこにも! わあ、満開や! ボタンブチやボタン岩を背景にシャクナゲを激写! 
 足元にはイワカガミも花を開いている。「葉っぱはイワウチワとどこが違うの?」「花を見んとわからんよね」なんて言ってると、イワウチワの一重の花も現われた。ピンクの花はシャクナゲばかりかと思ったら、ミツバツツジも。この時期の鈴鹿もいいもんだね~。(^.^)/~~~
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 交点の「お母さんブナ」の下で一休み。テーブルから50分。後は尾根を下るだけです。4時半までには着くでしょう。快適な尾根下りで、迷うこともなく御池橋へ1直線。最後は右の斜面を下ってゴロ谷の河原へ。

 好天に恵まれ、花も新緑も、眺望もバッチリ。ヒザ痛爺に優しい、マッタリ周回ルートを満喫できた一日でした。
 同行のみなさん、ありがとうございました。
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Commented by ふ~さん at 2013-05-23 06:10 x
わざわざ林道の下見にも出かけるとはさすがリーダー。biwacoさんも、しっかりテーブルランド案内人になりましたね。池に花に、そして展望にも恵まれて良かったですね!
Commented by biwaco06 at 2013-05-23 22:06
ふ~さん、どうも~
くまちゃんにはいっぱいお世話になってますからね~(^_-) ふ~さんに頼まれたらもっと綿密に下調べしときまっせ。ヤブみちとか、崖っぷちとか…。
やっとレポが追いつきました。次はオフ会で~。
Commented by kitayama-walk at 2013-06-05 11:02
 biwacoさん、いよいよ復活の日がやってきましたね。
 この周回コースは、私も2010/11/21に歩いています。すでに落葉した時期でした。やはり、新緑の時期の方がいいですね。
Commented by biwaco06 at 2013-06-09 20:58
kitayamaさん~
復活祝でもせんといけませんね~!(^^)!
このルート、いろいろと楽しめる割には楽なコースです。T字尾根交点からはシロモジやカエデが多く、秋は黄葉紅葉がきれいだろうな、と思います。10月ごろにまた行ってみようかな?
by biwaco06 | 2013-05-20 19:01 | 鈴鹿 | Trackback | Comments(4)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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