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大峰・台高

シロヤシオもアカくなってた台高の秋

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【 日 付 】2012年10月27日(土)
【 山 域 】台高北部/ヒキウス平 

【メンバー】zipp、くま、とりや、たけやん、biwaco
【 天 候 】晴れのちガス
【 ルート 】蓮7:10~8:55不動滝9:15~ヌタハラ谷~10:15ヒキウス平~11:10ランチ場13:50~桧塚奥峰~16:00夫婦滝広場~16:40小学校跡(駐車地)

 紅葉の台高で鍋をつつく…そんな楽しいプランに遅れてはいけない。7時集合と聞いて、やや不安になりかけていたのだが、遠足前の小学生みたいに3時過ぎに目が覚めた。アラームまでまだ30分近くあるのに。
 甲賀~伊賀と忍ニンの里を越えて西名阪の針テラスから大宇陀経由でR166を高見トンネル。蓮ダムへはもう少し走る。
 ダムサイトの管理事務所前に車はない。まだ6時を回ったところだもんなあ…。ややもしてzipp号がやってきた。続いてたけやん号も。これで全員?と思っていたらもう一台。だれ? 運転席にいるのはわりばしさんではないか(@_@;) 同じようなルート予定みたいなので、「一緒に行く?」と誘ったが、孤高の人の車はそのまま山に入って行った。

 起点は蓮小学校跡地。と言われてもそれがどこなんかは分からない。ダムから蓮川沿いの林道をどんどん進むと左手に大きな広場が現われた。どうやらここらしい。
 仕度をしていて気がつく。ウェストバッグがない。どこにもない。(@_@;)
 ってことは、中に入れたはずのスマホもカメラもないってこと。まあ、歩き出す前なんで、車に無いってことは家に置いてきたんだろう。先日の御嶽でもウエストバッグがウエイトバッグになってしまったが、車中やお家で帰りを待ってばかりとは…どうやらこのバッグは要注意もんだ。

                             【画像提供=くまちゃん、とりやさん】




シロヤシオもアカくなってた台高の秋_c0097754_16362141.jpg 駐車地の横から延びている道を進むと植林地になる。踏み跡もいい加減でけっこう急な斜面をzippさんはスタスタと登って行く。見失っては迷い岳になってしまうがな…喘ぎながら追いかける。

 夫婦滝の展望広場から対岸の滝を眺める。樹木の囲まれていてよく見えんなあ…。いつもならここまで車で入れるらしいが、林道が崩壊しているとかで、余分の歩きを強いられたわけ。

シロヤシオもアカくなってた台高の秋_c0097754_1637864.jpg 不動滝は落差40m。もっとありそうだ。滝壺まで下りてみる。真夏なら滝に打たれてみるのもいいかも?

 斜面のトラバース道から谷筋へ降りて源頭部へ。
 紅葉の向こうに多段の滝が見える。
 co1220の二股で水を汲んで左の急斜面を一気に登るとヒキウス第3劇場。振り返れば谷の向正面は桧塚奥駆峰…のはずだがガスで姿は見えない。東からの風で晴れそうになりながら、また隠れてしまう。真っ赤なのにシロヤシオとはこれいかに?だんだら模様の黄葉紅葉の山肌。陽が当たればもっと鮮やかだろうに。
 まだお昼には早いので、のんびり紅葉見物しながら第2、第1とステージを移動。このあたりはどこでも歩けるのがいい。下草も笹もなくせいぜいシダを踏みながら稜線の横腹を歩く。
 さすがにここまで来るとハイカーの姿が次々とみられる。みなさん立派なカメラを手にガスの晴れるのを心待ちのようだ。コンデジすら忘れてきたbiwa爺はもう歩くことしかすることがない。記録用の写真はあとで誰かにもらおうっと。

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 見知らぬ女性が後ろから付いてこられた。あまりにイケメンばかりなので、つい引き寄せてしまったか…と思うには、いささかお年を召しておられる。聞けば出会った登山者に奥峰方面へのショートカット道を聞いたが、よく分からなかったところ、我々集団を見て、付いて行けば分かるだろうと思って…ということらしい。
 なんとも安易と言うか、無謀というか…どこへ行くのかも聞かずによくも付いてきたもんだ。最近、案内標識も増えたとはいえ、登山路を外れてガスが濃くなったら自分がどこにいるのかも分からなくなるだろう。
 とはいえ、単独でバリルートに入り込むだけの方なんやから、まあ大丈夫でしょう。と、われわれはゾロゾロと適当にランチ場へ移動したのであった。その後、女性がどうなったかはあずかり知るところではない。

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シロヤシオもアカくなってた台高の秋_c0097754_1641525.jpgシロヤシオもアカくなってた台高の秋_c0097754_16411758.jpg ・1394m南のコル付近のブナの大木の下でランチに。アワワで乾杯のあとはアオリイカの天ぷらに具だくさんのナメコ入りトリ鍋。くまちゃんダンナが太平洋でゲットしたトレトレ食材を山で戴けるとは、何とも垂涎の喜びとはこのことだろう。
「みなさん少食だから…」との心配は無用。「鍋いっぱいでもOK」と豪語するたけやんは別にして、ほかのみんなも実は隠れ大食漢ぞろい。大鍋3回分がアワワ、ワインとともに6人のお腹にしっかり治まったのでした。時計を見ればもう2時前。なんと2時間半以上も座り込んでいたことになる。帰り道はどのくらいかかるのかも分からないが、そろそろ下らないと。

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シロヤシオもアカくなってた台高の秋_c0097754_1642678.jpg 桧塚へは行かず奥峰から山腹のトラバース道を下る。往路との分岐を過ぎ、夫婦滝の展望広場からは林道歩き。と思ってブラブラ歩いていたら、先行メンバーがいない。左下の植林帯から声が掛かる。そうかそうか、駐車地へはここからショートカットだった。

 どの谷だったのか? 大きく崩壊した谷の近くで行きも帰りも若いカモシカに遭遇。ジッと見つめて動かない。まるで山の守り神の化身なのかもしれない。

 なんとか日没前に駐車地へ。zippさんの車にわりばしさんのメッセージが挟んである。似たようなルートをピストンしたみたい。ひょっとしてあの女性に道をアドバイスしたのはわりばしさんだったのかも?
Commented by kitayama-walk at 2012-11-11 23:18
 biwacoさん、こんばんは。
 ヌタハラ林道は、夫婦滝展望駐車地まで車で入れなくなっているのですね。私は、2010/5/30にこの駐車地まで行きましたが、途中で何回もレガシーの底を擦りました。このときは、夫婦滝展望駐車地→不動滝→アザミ滝→ヒキウス平と歩くつもりでしたが、不動滝に行けず、いつの間にか桧塚に上がってしまいました。途中でGPSを見ると、おかしい方向に向かっていることはわかりましたが、テープがついていたので、これに導かれてしまいました。だから、もう一度探索してみたいと思っていますので、そのときは同伴下さいませませ。
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by biwaco06 | 2012-11-09 16:59 | 大峰・台高 | Comments(1)

近畿中心の山を歩いた気まぐれなmt.memoryです


by biwaco06
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