2日目
目が覚める。
あれ、なんとなく外が明るいぞ?
高度計の時刻表示がヘンだ。(なぜか壊れた!寒さのせい?)
ケータイの時刻を見る。
7:10
あれー、朝やー!
外をのぞくと小雪が舞っている。(晴れるんと違ったんか…?)
さあどうするかなあ…。悩むところだ。
とにかく起きて朝ごはんでも。
ガスに点火し湯たんぽの残り湯を沸かし直してホットココアに。
ランチパックをガスであぶって食べる。
(もう少し待って雪が止まんかったら下山やな…)
ボチボチと片付け始める。
9時を回って少し小降りに。
テントをたたんで帰り支度。
そうしているうちに雪は止み、西の空が明るくなってきた!(みたい?)
上空はすごい勢いで西から東へ雲が動いている。
(遅くなったけど行ってみるかな…?)
スケベ心にまた負ける(>_<)
10:00
杉峠まで標高差200mほど。鉱山跡から40分とあるのは雪のないときのタイムだ。
リュックなどはデポし、行動食と水だけウエストバックに入れて上をめざす。
12時までに着かなかったら引き返そう。
シデの並木というだけあって、次々と巨木が雪衣装姿で登場してくれる。
「一反ぼうそう」という銘板。地名かと思ったら、どうやら樹木の名前らしい。
そんな名前の木ってあったかなあ?
(あとで調べるとコナラの別名が「ほうそ」らしいから…?) ちょっとだけど青空が顔を見せる!(すぐに雲が隠す…)
11:10
おや、こんなところに小屋が?
そういえば蓮如小屋を作った人が杉峠の下にも小屋を建てたといってた話を思い出した。
柱に「H.20 10月 平木 柴田」のサインが…。この2人が建築主なんやろか?
いずれにしてももうすぐ杉峠だ。
一段と雪交じりの風が強くなる。鞍部らしいところを目指して登る。 11:37
やってきた杉峠。
手前にイブネへの分岐案内板がある。
近江側(西)から朝明方面(東)へ突風が吹きぬける。
風をよけようと東側へ下りかけると足もとが落盤!(でなくて)雪庇が崩れ落ちた。(危ない危ない!)
雨乞岳への斜面(左)、樹氷の花を咲かせた峠の木(右)
イナベ方面もまったく視界なし(下)
11:50
今回はここまで。寒くて留まっておれないので早々に引き返す。
往路の踏み跡は風でかき消されているところもあって、はずさないように進む。
12:20
30分足らずで幕営した場所へ戻る。
この橋の手前(向こう側)のトラバースは要注意です。
13:14
大シデまで降りてきた。
13:30
大峠分岐を通過
13:57
桜地蔵さんにお礼を言って…
15:05
岩谷林道入口に。あと少しだ~!
15:35
やっとこさ、駐車場所に到着。
初めての雪中テント泊は、まずは無事に終了。装備やプランニングなど、いろいろ勉強になった。
やってみないと分からんことって、いろいろありますね~。
次はどこに泊まりに行こうかなあ?
オマケです~
永源寺から雪に輝く綿向山(左鞍部の奥はイハイガ、右端ピークは水無山)
あれ、なんとなく外が明るいぞ?
高度計の時刻表示がヘンだ。(なぜか壊れた!寒さのせい?)
ケータイの時刻を見る。
7:10
あれー、朝やー!
外をのぞくと小雪が舞っている。(晴れるんと違ったんか…?)
さあどうするかなあ…。悩むところだ。
とにかく起きて朝ごはんでも。
ガスに点火し湯たんぽの残り湯を沸かし直してホットココアに。
ランチパックをガスであぶって食べる。
(もう少し待って雪が止まんかったら下山やな…)
ボチボチと片付け始める。
9時を回って少し小降りに。
テントをたたんで帰り支度。
そうしているうちに雪は止み、西の空が明るくなってきた!(みたい?)
上空はすごい勢いで西から東へ雲が動いている。
(遅くなったけど行ってみるかな…?)
スケベ心にまた負ける(>_<)
10:00
杉峠まで標高差200mほど。鉱山跡から40分とあるのは雪のないときのタイムだ。
リュックなどはデポし、行動食と水だけウエストバックに入れて上をめざす。
12時までに着かなかったら引き返そう。
シデの並木というだけあって、次々と巨木が雪衣装姿で登場してくれる。
「一反ぼうそう」という銘板。地名かと思ったら、どうやら樹木の名前らしい。
そんな名前の木ってあったかなあ?
(あとで調べるとコナラの別名が「ほうそ」らしいから…?)
11:10
おや、こんなところに小屋が?
そういえば蓮如小屋を作った人が杉峠の下にも小屋を建てたといってた話を思い出した。
柱に「H.20 10月 平木 柴田」のサインが…。この2人が建築主なんやろか?
いずれにしてももうすぐ杉峠だ。
一段と雪交じりの風が強くなる。鞍部らしいところを目指して登る。
やってきた杉峠。
手前にイブネへの分岐案内板がある。
近江側(西)から朝明方面(東)へ突風が吹きぬける。
風をよけようと東側へ下りかけると足もとが落盤!(でなくて)雪庇が崩れ落ちた。(危ない危ない!)
雨乞岳への斜面(左)、樹氷の花を咲かせた峠の木(右)
イナベ方面もまったく視界なし(下)
11:50
今回はここまで。寒くて留まっておれないので早々に引き返す。
往路の踏み跡は風でかき消されているところもあって、はずさないように進む。
12:20
30分足らずで幕営した場所へ戻る。
この橋の手前(向こう側)のトラバースは要注意です。
13:14
大シデまで降りてきた。
13:30
大峠分岐を通過
13:57
桜地蔵さんにお礼を言って…
15:05
岩谷林道入口に。あと少しだ~!
15:35
やっとこさ、駐車場所に到着。
初めての雪中テント泊は、まずは無事に終了。装備やプランニングなど、いろいろ勉強になった。
やってみないと分からんことって、いろいろありますね~。
次はどこに泊まりに行こうかなあ?
オマケです~
永源寺から雪に輝く綿向山(左鞍部の奥はイハイガ、右端ピークは水無山)
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kitayama-walk
at 2009-01-14 19:18
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雪中テント泊初体験記(後半)読ませていただきました。夜半はそうとう寒かったでしょうが、翌日はまたも冒険心が出て杉峠まで行ったのですね。峠あたりは風が強くてさらに寒かったでしょう。とにかく無事に帰還できてよかったですね。
私の友人も、この3連休に比良全山縦走すると計画していました。11日に桑野橋から蛇谷ヶ峰に登り、1mくらいの積雪で膝上ラッセルだったそうです。9:30発で初日はボボブタ峠付近で幕営。夜中にもたくさん雪が降り、さらに70~80㎝の積雪。夜中に起きてテント周辺の除雪をしたそうです。結局、縦走は到底無理と断念し、翌11日に畑に下りましたが、それもラッセル地獄だったそうで、無雪期の3.5倍時間がかかったそうです。比良の積雪は、鈴鹿の比じゃないようですね。
私の友人も、この3連休に比良全山縦走すると計画していました。11日に桑野橋から蛇谷ヶ峰に登り、1mくらいの積雪で膝上ラッセルだったそうです。9:30発で初日はボボブタ峠付近で幕営。夜中にもたくさん雪が降り、さらに70~80㎝の積雪。夜中に起きてテント周辺の除雪をしたそうです。結局、縦走は到底無理と断念し、翌11日に畑に下りましたが、それもラッセル地獄だったそうで、無雪期の3.5倍時間がかかったそうです。比良の積雪は、鈴鹿の比じゃないようですね。
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雪の中のテント泊デビューおめでとうございます
とても寒かったということですが、シュラフは何番ですか?
#1か#0なら快適とまではいきませんが、朝まで眠れますよ
僕も何年か前に冬の台高でテント泊したとき#3シュラフで
寒くて朝まで眠れなかったことがありました
どんどん山の楽しみ方が広がっていきますね
次回はぜひ一緒に行きましょう
とても寒かったということですが、シュラフは何番ですか?
#1か#0なら快適とまではいきませんが、朝まで眠れますよ
僕も何年か前に冬の台高でテント泊したとき#3シュラフで
寒くて朝まで眠れなかったことがありました
どんどん山の楽しみ方が広がっていきますね
次回はぜひ一緒に行きましょう
初雪中キャンプ!お疲れ様です。
雪の上のキャンプはやっぱり「マット」が重要ですよ。
昔、銀マットを使っていた頃は、やっぱり背中が寒かった。今はエアマットが手放せません。
そろそろ僕も、雪の鈴鹿を歩きたいなあ。
雪の上のキャンプはやっぱり「マット」が重要ですよ。
昔、銀マットを使っていた頃は、やっぱり背中が寒かった。今はエアマットが手放せません。
そろそろ僕も、雪の鈴鹿を歩きたいなあ。
えーー!雪ん中、単独でテン泊されたんですか!?
他に誰もいない場所で!!??
なにかあっても春まで発見されませんよ!!
ヘンタイ冒険者さんですねー、、、
ポリタンクって、お湯をいれても大丈夫ですか?
以前、湯たんぽにしようとペットボトルにお湯いれたら・・クチュクチュにちじんで泣きました。。
でも、、寒さと不便さも、家に戻ってきたら恋しくなりますね♪
ワタシの歩き初めレポは、、まだ製作途中^^;
疲れたので覗きにきたら~、biwacoさんに先こされてました(笑
こないだbiwacoさんの綿向山レポ見せたら、イモウト&チビらが行きたい!と。。
お天気のよい週末をえらんで行ってみます~♪
他に誰もいない場所で!!??
なにかあっても春まで発見されませんよ!!
ヘンタイ冒険者さんですねー、、、
ポリタンクって、お湯をいれても大丈夫ですか?
以前、湯たんぽにしようとペットボトルにお湯いれたら・・クチュクチュにちじんで泣きました。。
でも、、寒さと不便さも、家に戻ってきたら恋しくなりますね♪
ワタシの歩き初めレポは、、まだ製作途中^^;
疲れたので覗きにきたら~、biwacoさんに先こされてました(笑
こないだbiwacoさんの綿向山レポ見せたら、イモウト&チビらが行きたい!と。。
お天気のよい週末をえらんで行ってみます~♪
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biwaco06 at 2009-01-15 20:59
kitayama-walkさん
すべてお天気任せの日和見主義です。朝起きて小雪なので下山するつもりが、止んだので気持ちが上向きに。杉峠では吹雪が止まないので「これは引き返せということやな」と下りました。
比良にしようかとも思ったのですが、やはり比良のほうがすごかったみたいですね。
すべてお天気任せの日和見主義です。朝起きて小雪なので下山するつもりが、止んだので気持ちが上向きに。杉峠では吹雪が止まないので「これは引き返せということやな」と下りました。
比良にしようかとも思ったのですが、やはり比良のほうがすごかったみたいですね。
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biwaco06 at 2009-01-15 21:03
じんじんさん
そうですね、シュラフのバージョンが問題ですね。確かめておきますが、3シーズン用なので♯3とかでしょうか?
年を考えない無謀登山でしょうか? 自分で思うには臆病なほうなんですが…?
今度ぜひ連れてって下さ~い。
そうですね、シュラフのバージョンが問題ですね。確かめておきますが、3シーズン用なので♯3とかでしょうか?
年を考えない無謀登山でしょうか? 自分で思うには臆病なほうなんですが…?
今度ぜひ連れてって下さ~い。
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biwaco06 at 2009-01-15 21:09
ゆきっちさん
そうかそうか!エアマットですかー!銀マットよりコンパクトだし温かいし。今回初めての体験でいろいろと勉強できました。なにより、雪の上でも眠れることが実感できたことで満足です。
そうかそうか!エアマットですかー!銀マットよりコンパクトだし温かいし。今回初めての体験でいろいろと勉強できました。なにより、雪の上でも眠れることが実感できたことで満足です。
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biwaco06 at 2009-01-15 21:17
Chika さん
寝るとき思いました。(春になったらこの体、向山鉱山の先達の片隅で眠らせて…)と。(__)
湯たんぽ用のポリタンは登山用の厚めの物です。ペットボトルではダメですよ~!アルミの水筒なんかもいいのでは?(火傷しないように衣類で包んで使いましょう)
綿向山、ぜひ行ってね~(とっても樹氷がきれいです!)
寝るとき思いました。(春になったらこの体、向山鉱山の先達の片隅で眠らせて…)と。(__)
湯たんぽ用のポリタンは登山用の厚めの物です。ペットボトルではダメですよ~!アルミの水筒なんかもいいのでは?(火傷しないように衣類で包んで使いましょう)
綿向山、ぜひ行ってね~(とっても樹氷がきれいです!)
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たろー
at 2009-01-15 23:17
x
biwacoさん、まいどです。雪中キャンプお疲れ様でした。寒くて眠れないのは嫌だけど、何もすることのない長い長ーい夜もある意味、贅沢な時間ですよね。これで御池も大丈夫?
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biwaco06 at 2009-01-16 11:42
たろーさん
眠れない長ーい長ーい夜でした…(涙)。それでも最後はいつの間にか眠って、寝過ごし気味でした。いい歳してけっこうシタタカな自分を再発見でした~(笑)
眠れない長ーい長ーい夜でした…(涙)。それでも最後はいつの間にか眠って、寝過ごし気味でした。いい歳してけっこうシタタカな自分を再発見でした~(笑)
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tihom at 2009-01-16 15:06
どれほどの寒さになるのか、いい体験をされてことになりますね。
なかなか、できない体験ですよね、きっと忘れられない夜ですね。
なかなか、できない体験ですよね、きっと忘れられない夜ですね。
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biwaco06 at 2009-01-17 12:02
マレーネさん
3000m級の雪山では-10数℃にもなるらしいです。そんなところへはとても行けませんが、「雪中ホテル」の雰囲気が体験できました。夜中は風がなく、シカも寄ってこなかって助かりました。
3000m級の雪山では-10数℃にもなるらしいです。そんなところへはとても行けませんが、「雪中ホテル」の雰囲気が体験できました。夜中は風がなく、シカも寄ってこなかって助かりました。
雪中キャンプの体験はないですが、冬季にキャンプ(バイクツーリング)はした事あります。
この時期のシュラフは暖かいものが必要で収納性を考えるとダウンが一番かと思います。
ダウンでも性能にはピンキリあります、特別な加工してない場合シュラフカバーが必要です。
マットはウレタンエアマットは収納性もよくオススメです、カスケードデザイン、アルティアック、モンベル、イスカ等色々あります。
長さも全身用と半身用があり、私の場合収納性良くするために半身用使ってます。
中に空気だけ入れるエアマットはあまり寝心地が良くないです。
あとスポーツ店オリジナルブランド等は手頃な価格で手に入りますね。
この時期のシュラフは暖かいものが必要で収納性を考えるとダウンが一番かと思います。
ダウンでも性能にはピンキリあります、特別な加工してない場合シュラフカバーが必要です。
マットはウレタンエアマットは収納性もよくオススメです、カスケードデザイン、アルティアック、モンベル、イスカ等色々あります。
長さも全身用と半身用があり、私の場合収納性良くするために半身用使ってます。
中に空気だけ入れるエアマットはあまり寝心地が良くないです。
あとスポーツ店オリジナルブランド等は手頃な価格で手に入りますね。
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biwaco06 at 2009-01-18 22:41
温玉ちゃ~ん
情報、アドバイスありがとう~♪ ダウンのシュラフ、ほしいほしい!ウレタンマットも…! なんとかバイトでもして手に入れるでー!(それまで風邪ひかんようにせな…)
情報、アドバイスありがとう~♪ ダウンのシュラフ、ほしいほしい!ウレタンマットも…! なんとかバイトでもして手に入れるでー!(それまで風邪ひかんようにせな…)
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ななちち
at 2009-01-19 17:53
x
雪中キャンプ、まったり読ませていただきました。
何と申し上げてよいか、「年甲斐もなくアホか」と「よく頑張った」
どっちにしようか迷ってます。(笑)
でもね。biwacoさんの気持ちよくわかるような気がします。
私も密かに冬用テント、羽毛シュラフ、ウレタンエアマットを考えてますもん。夏山用にまずは羽毛シュラフ#3、ウレタンエアマットかな。
でも、ご無事でなりよりです。
何と申し上げてよいか、「年甲斐もなくアホか」と「よく頑張った」
どっちにしようか迷ってます。(笑)
でもね。biwacoさんの気持ちよくわかるような気がします。
私も密かに冬用テント、羽毛シュラフ、ウレタンエアマットを考えてますもん。夏山用にまずは羽毛シュラフ#3、ウレタンエアマットかな。
でも、ご無事でなりよりです。
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biwaco06 at 2009-01-20 21:42
ななちちさん
いやー、当然、後者でしょう!といいたいけれど…やっぱ、前者でしょうね(笑)
スノーシュー買ったんですね!メールしました。25日、使いませんか?絶好のゲレンデですよ~♪ テントは要りません。(笑)
いやー、当然、後者でしょう!といいたいけれど…やっぱ、前者でしょうね(笑)
スノーシュー買ったんですね!メールしました。25日、使いませんか?絶好のゲレンデですよ~♪ テントは要りません。(笑)
by biwaco06
| 2009-01-14 15:34
| 鈴鹿
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Comments(16)